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現地ベテラン記者が香川真司を密着レポート「ドルトムントがタイトルを獲るには、香川の復調が不可欠だ」

カテゴリ:連載・コラム

マルクス・バーク

2016年02月07日

優勝は難しいだろうが、わずかながらその可能性が出てきた。

ハンブルク戦で全治3か月の重傷を負ったボアテング。この守備の要の長期離脱は、バイエルンにとって痛い。(C)Getty Images

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 19節終了現在で首位バイエルンと8ポイント差の2位につけるドルトムントは、まず間違いなく来シーズンのCL出場権を獲得するだろう。優勝はやはり難しいだろうが、わずかながらその可能性が出てきた。というのも、バイエルンが騒動の渦中にあるからだ。
 
 先日、バイエルンのある選手が『キッカー』紙にこう漏らした。「ジョゼップ・グアルディオラ監督と何人かの選手の間に確執がある」と。
 
 また、先頃正式に発表されたグアルディオラのマンチェスター・C行きが、実はバイエルンが「契約延長交渉はこれから」と言っていた昨年の12月下旬よりもずっと前に決まっていた事実が、ここにきて明らかになった。
 
 それ以上にバイエルンにとって痛いのは、守備を支えていたCBジェローム・ボアテングが1月22日のハンブルク戦で全治3か月の重傷を負ったことだろう。
 
 こうした要素が、今後のブンデスリーガを面白くする。ドルトムントが2月6日のヘルタ・ベルリン戦で勝利すれば、バイエルンはその3時間後に行なわれるレバークーゼン戦でいくらかプレッシャーを感じるはずだ。
 
文:マルクス・バーク
翻訳:円賀貴子
 
【著者プロフィール】
Marcus BARK(マルクス・バーク)/地元のドルトムントに太いパイプを持つフリージャーナリストで、ドイツ第一公共放送・ウェブ版のドイツ代表番としても活躍中。国外のリーグも幅広くカバーし、複数のメジャー媒体に寄稿する。1962年7月8日生まれ。
 
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