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怪我から復帰の冨安健洋&田中碧。捲土重来を期す重要戦力が、第二次森保Jで自らの価値を証明する9月シリーズに

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2023年09月06日

覚悟を決めて新シーズンに突入

次代の守備の要と目される冨安は、板倉とのCBコンビに意欲。「遠慮せず高い要求をし合える」。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 ラウンド16のクロアチア戦後には「今大会はトップパフォーマンスを出せた試合はなかった。怪我を含めてホント、嫌になりますね。自分は何をやっているんだろうという気持ちが強い分、どうしたらいいんだろうという感じです」と吐き捨てた。

 日頃は冷静な冨安がここまで荒々しい感情を公の場で示したのは、初めてだったと言ってもいいだろう。

 2023年になっても悪循環は続き、3月には右膝手術を強いられる。結局、昨季を棒に振り、第二次森保ジャパン参戦も今回の活動が最初ということになってしまった。

「昨季はワールドカップやアーセナルを含めて、今までのサッカー人生で一番タフな1年だったのは間違いないです。そこからどう戻るかというなかで、自信を失う時期もあったし、いろんなことも考えました。

 でも今季はアーセナルでやることがもう決まったので、高い要求に応えていけるようにやるだけかなと思います」と、本人は覚悟を決めて新シーズンに突入。左SBで3試合に出場し、状態を引き上げたうえで、日本代表に戻ってきたのだ。
 
 冨安がいれば、ドイツのハヴェルツ(アーセナル)やミュラー(バイエルン)のような能力の高いアタッカーと対峙しても守備は安定するだろうし、攻撃の起点という意味でも正確なパス出しができる。

 同じ東京五輪世代の板倉滉(ボルシアMG)とコンビを組むとしたら、かなり久しぶりになるが、冨安自身も「前々から『ゆくゆくは僕と滉君で(代表CBを)やらないといけない』とお互いに話していた」と明かす。

「怪我が続いて、なかなか組むタイミングがなかったですけど、良い意味で遠慮せず高い要求をし合えると思う。守備陣だけじゃなくて、チーム全体がもう一段階、二段階上がれると思うんで、良さを引き出し合いながらやりたい」と目を輝かせた。

 冨安が万全の状態を維持し、恒常的に代表戦に出続けるようになれば、森保一監督もより安心感を持ってチーム作りを進められるはず。その布石を打つことが、ドイツ戦における彼のタスクだ。

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