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怪我から復帰の冨安健洋&田中碧。捲土重来を期す重要戦力が、第二次森保Jで自らの価値を証明する9月シリーズに

カテゴリ:日本代表

元川悦子

2023年09月06日

2人ともフルメニューを消化

負傷も癒え、コンディションに問題はない冨安(左)と田中(右)。同じ98年生まれの2人にかかる期待は大きい。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 現地9月9日のドイツ戦に向け、ヴォルフスブルクで4日から調整をスタートさせている日本代表。合宿2日目の5日も26人全員が揃い、アップや鳥かご、スローインからのパス回し、シュートなど1時間超のトレーニングを精力的にこなした。

 そんななか、3日の試合に出場した古橋亨梧や前田大然(ともにセルティック)ら7人と、2日のグラナダ戦で4ゴールに絡む活躍を見せた久保建英(レアル・ソシエダ)は途中で抜けてクールダウンに徹した。

 特に久保は筋肉痛で先週1週間、全体練習に合流できなかった影響を考慮されているのか、慎重な調整になっているのだろう。

 ただ、その久保以外、特に怪我を抱えている選手が見当たらないのは朗報だ。ここ数年間、怪我続きだった冨安健洋(アーセナル)、4月に右膝内側じん帯断裂の重傷を負った田中碧(デュッセルドルフ)の2人もフルメニューを消化。コンディション的に問題ないところをアピールした。

 特に冨安の代表復帰は好材料以外の何物でもない。というのも、第一次森保ジャパン発足間もない2019年アジアカップの頃から、彼は「近未来の守備の要」と目されてきたからだ。
 
 吉田麻也(LAギャラクシー)や長友佑都(FC東京)らベテラン勢も、当時20歳だった冨安の潜在能力の高さに太鼓判を押したほど。若き才能は順調な代表キャリアを踏み出したはずだった。

 2019年夏にシント=トロイデンからボローニャへ移籍し、右SBやCBですぐさまスタメンを掴むなど、ここまでは確かに順調だった。暗雲が立ち込め始めたのが2021年。東京五輪前から何度か怪我を繰り返し始め、自国開催の大舞台でのフル稼働が叶わない。

 直後の8月末にアーセナルへのステップアップが実現し、最初は試合に出ていたが、2022年に入ってからは左右のふくらはぎを繰り返し負傷してしまう。

 重要なカタールW杯イヤーにもかかわらず、代表活動に参加できたのは9月のアメリカ・エクアドル2連戦とW杯本番だけ。しかもW杯期間中もほぼリハビリを強いられた。

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