冨安健洋がアーセナル公式のインタビューで、チーム内での交友関係を明かした。

　アビスパ福岡でプロキャリアをスタートさせた日本代表DFは、シント＝トロイデン、ボローニャを経て、2021年夏にイングランド屈指の名門に加入。今シーズンで３年目に突入し、チームの雰囲気にはだいぶ馴染んでおり、「家族みたいにみんな仲が良い」と語る。

　分け隔てなくコミュニケーションを取るなか、「特に親しいのは誰？」と問われると、同じDFで一緒にいる姿がよくキャッチされている、２歳年下のフランス代表を挙げた。

「ウィリアム・サリバかな。でも正直なところ、僕はあまりしゃべらないんだ（笑）。ここの環境とは関係なくね。まあ実際は、アーセナルのドレッシングルームでは、日本代表の時よりも多く話しているかもしれない。僕は騒々しい人間じゃない。日本代表でもそう言われるよ。

　居心地は良いよ。日本人の友達がロンドンにも何人かいるから、会う人も多いしね。ロンドンで行く場所とかを他の人に聞いたりはしない。あまり出かけないからね」
 

　コーチングスタッフの中では28歳の若手コーチ、カルロス・クエスタと親しいようだ。

「彼はディフェンス陣とよく話すから、練習場で一緒にいることが多いんだ。コーチングチームみんな、メディカルチームも、本当に親身になってよくしてくれるんだ」

　海外でコミュニケーションに苦労する日本人は少なくないが、19歳で海を渡った冨安は適応能力もかなりハイレベルだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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