「ロングスローは武器というよりも...」
翁長の特長に挙げられるのが、豊富な運動量とロングスローだ。“飛び道具”である後者では、長い助走から背筋やバネを利用して投げ込む。フリーキックのような鋭い弾道を描いたボールは、ゴールの正面付近まで到達する。
今季から就任した黒田監督は、前任の青森山田高でもロングスローを重視。攻撃時の有力な武器として、高校サッカー界にも多大な影響を及ぼした。
そんな経緯から、開幕前から翁長が持つ“特技”への期待が高まっていた。その通り、ロングスローの回数は増加して、従来の試合終盤だけではなく、序盤からも見られるようになった。
6月に行なわれたJ2第20節の長崎戦では、ゴール前に放り込んだロングスローで得点を演出した。
ロングスローを始めた経緯や、意識している点などを訊いた。
――◆――◆――
アマチュア時代にはまったくやっておらず、初めて投げたのは、長崎に入ったプロ1年目でした。
今季から就任した黒田監督は、前任の青森山田高でもロングスローを重視。攻撃時の有力な武器として、高校サッカー界にも多大な影響を及ぼした。
そんな経緯から、開幕前から翁長が持つ“特技”への期待が高まっていた。その通り、ロングスローの回数は増加して、従来の試合終盤だけではなく、序盤からも見られるようになった。
6月に行なわれたJ2第20節の長崎戦では、ゴール前に放り込んだロングスローで得点を演出した。
ロングスローを始めた経緯や、意識している点などを訊いた。
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アマチュア時代にはまったくやっておらず、初めて投げたのは、長崎に入ったプロ1年目でした。
加入直後にウイングからウイングバックにコンバートされたこともあってか、たしか当時の三好毅典キーパーコーチに勧められて、投げてみました。僕のタイプや体形などを見て、向いていると思ってくれたのかもしれません。
最初は、周囲の選手よりも多少は飛ぶ程度でしたけど、投げていくうちに、どんどん距離が長くなっていきました。
今年に入って、ロングスローをする機会は増えました。試合終盤だけではなく、前半にもするようになりました。ただ、自分のなかで、特別な意識はありません。
シーズン前に黒田監督が就任したからといって、自分の特技が活かせるという考えはなかったです。自分にとっては武器というよりも、投げられるから担当している、という感覚ですね。
初めて投げた頃から、特に意識して変えた点も無いです。これまでやってきた通り、できるだけ低く速いボールを投げるように心がけています。回数を重ねるごとに飛距離が落ちるケースもあるようですが、僕の場合は投げていくうちに伸びたりもします。
最初は、周囲の選手よりも多少は飛ぶ程度でしたけど、投げていくうちに、どんどん距離が長くなっていきました。
今年に入って、ロングスローをする機会は増えました。試合終盤だけではなく、前半にもするようになりました。ただ、自分のなかで、特別な意識はありません。
シーズン前に黒田監督が就任したからといって、自分の特技が活かせるという考えはなかったです。自分にとっては武器というよりも、投げられるから担当している、という感覚ですね。
初めて投げた頃から、特に意識して変えた点も無いです。これまでやってきた通り、できるだけ低く速いボールを投げるように心がけています。回数を重ねるごとに飛距離が落ちるケースもあるようですが、僕の場合は投げていくうちに伸びたりもします。