新たなシステムは見られるか?

松原の回復具合は上々。「3戦目に照準を合わせてほしい」という監督にリクエストに応えられそうだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)

ボランチの井手口もチャンスを与えられるはずだ。写真:佐藤 明(サッカーダイジェスト写真部)
手倉森監督はタイ戦翌日の取材で「北朝鮮戦とタイ戦の前はやることが明確だった。なので前の日はぐっすり眠れたが、タイに勝った後、色んなことを試したいなと思ったら、2時間で目が覚めてしまった。システムのことや、これから対戦する相手へのスカウティングがあるなかで、情報戦のひとつとして、違う形で戦ってみせるというのは手かなと思う」と語る。
タイ戦では後半途中から「3ボランチも考えた」(手倉森監督)とも話しており、ここ2戦で採用してきた4-4-2とは別の形を見せるのかもしれない。すると、その新システムが果たして決勝トーナメントで活用できるのかといったチェックポイントも生まれてくる。
また、決勝トーナメント初戦(準々決勝)では、グループAの中東3か国(イラン、カタール、シリア)のいずれかと対戦することになり、同じ中東のサウジアラビアは良いスパーリングパートナーとなるはず。
決勝トーナメントを見据えた良き実験の場として有効活用できるか。サウジアラビア戦は、ただの消化試合にならないことを祈りたい。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)
タイ戦では後半途中から「3ボランチも考えた」(手倉森監督)とも話しており、ここ2戦で採用してきた4-4-2とは別の形を見せるのかもしれない。すると、その新システムが果たして決勝トーナメントで活用できるのかといったチェックポイントも生まれてくる。
また、決勝トーナメント初戦(準々決勝)では、グループAの中東3か国(イラン、カタール、シリア)のいずれかと対戦することになり、同じ中東のサウジアラビアは良いスパーリングパートナーとなるはず。
決勝トーナメントを見据えた良き実験の場として有効活用できるか。サウジアラビア戦は、ただの消化試合にならないことを祈りたい。
取材・文:本田健介(サッカーダイジェスト編集部)