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「クボはとても好青年。驚いたのが...」“宿敵の街”で久保建英との2ショットを見せてきたのは?「奇跡のチーム」の練習場ではGKに注目【ビルバオを巡る旅|後編】

カテゴリ:連載・コラム

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2023年08月02日

「クボ選手は、サン・セバスティアンの親善大使のようなもの」

久保について話してくれてバスク州観光局のソラーナさん。(C)SOCCER DIGEST

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 世界的に有名なビルバオ・グッゲンハイム美術館も人気の観光スポットだ。1997年に設立された近代美術館で、フランク・ゲーリー氏が設計を担当した建物は壮観そのもの。入り口に飾られた、色とりどりの植物で装飾された子犬のオブジェ「パピー」はビルバオ市のシンボルともなっている。

 A・ビルバオの本拠地サン・マメスからは距離が近いため、このパピーを見るだけでも足を運ぶ価値があるだろう。

 そのビルバオ・グッゲンハイム美術館やサン・マメスなど、街を一望できるのがアルチャンダ展望台だ。ゴンドラを使えば5分ほどで到着できる。天気のいい日には、素晴らしい景色が楽しめる。
 

ビルバオ・グッゲンハイム美術館の前に立つ「パピー」。(C)SOCCER DIGEST

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 今回の取材に協力してくれたバスク州観光局のゼネラルマネージャーを務めるダニエル・ソラーナさんは、久保がソシエダに加入したことで、バスク地方に足を運ぶ観光客が増えたため、「クボ選手は、サン・セバスティアンの親善大使のようなものです」と話していた。

 そして、バスク州観光局の100周年イベントに久保が出席した時に撮ったという2ショット写真を嬉しそうに見せながら、こう口にした。

「とても好青年だったよ。驚いたのがスペイン語のうまさだね」

 ソシエダとはライバルであるビルバオの街で、称賛の声が聞けるとは思わなかった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)
協力●スペイン政府観光局、バスク州観光局 (Basquetur) 、ラ・リーガ (La Liga) 

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