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【独占インタビュー】バルサのバルトメウ会長がクラブの近未来像とスアレス獲得秘話を語る

カテゴリ:メガクラブ

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2016年01月15日

「本当にあなたが聞きたいのは『のび太』についてじゃないのかい(笑)」

バルトメウ会長はあだ名で呼び合うほど、選手たちとフレンドリーな関係を築いている。クラブ内の雰囲気が良い何よりの証拠だろう。 (C) Getty Images

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――バルサのモットーである「クラブ以上の存在」の意味を、改めて説明していただけますか。
 
「そのひと言には、多くの意味が含まれている。これは非常に個人的なもので、人々の(バルサへの)思いの数だけ、その意味があると言ってもいい。例えば、あなたが思う「クラブ以上の存在」の意味と、わたしにとっての「クラブ以上の存在」の意味は異なっているもしれない。でも、このひとつの言葉を共有することで、われわれは繋がっているんだ。そして、その話をするときに、もうひとつクラブ側から伝えたいことがある。われわれの財団法人が使っている言葉だ。それは、『わたしたちは夢を信じている』というもの。この言葉の重みは、日々重要になってきている。バルサは常に子供たちの側にいる。われわれは、自分たちが助けてあげられる世界中の子供たちに、手を差し伸べようとするクラブだ。クラブには、ふたつの大事なフレーズがある。それが、『クラブ以上の存在』と『わたしたちは夢を信じている』なのだよ」
 
――夢といえば、会長、『ドラえもん』はご存知ですか?
 
「ハッハッハ、劇的に話が変わったね。でも、本当にあなたが聞きたいのは、『ドラえもん』ではなく『のび太』についてじゃないのかい?(笑)」
 
――ハハハ、すみません、その通りです。選手からそう呼ばれていることについて、会長自身はどう思っているんですか? 怒ったりすることはないんですか?
 
「まさか!! むしろその逆だよ。バルサでは、わたしだけでなく、だれもがニックネームを持っている。そしてそれは、クラブ内に良い雰囲気があることを意味しているんだ。毎日厳しい戦いを強いられながらも、そこにはチームワークがあり、仲間同士の連帯感がある。だから、『ノビータ』と呼ばれることが不愉快だなんて、とんでもないよ。その言葉の裏には、彼らの愛情が込められているんだからね」
 
――では、メッシは会長にとってのドラえもんとなりますね。
 
「(テーブルの上にあった“MSN”の写真を指さして)いや、わたしにとってのドラえもんは、この3人だよ(笑)」
 
――なるほど、夢を叶えてくれますもんね。
 
「そう、すべての夢をね」
 
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