ノリートが難しければソリアーノやD・スアレスに舵を切る?
ルイス・エンリケ監督の希望は、バルサBとセルタで指導したセルタのノリート(29歳)で揺らがない。CFもウイングもこなし、今シーズンも17節までに8得点・5アシストを記録するなど、しっかり結果も残している。
ネックになるのは次の2点。ひとつはノリート自身が控えの座を受け入れられるかどうか。そしてもうひとつは、1800万ユーロ(約25億円)と高額に設定された違約金だ。
次善の策と見られるのが、レッドブル・ザルツブルクでキャプテンを務めるジョナタン・ソリアーノ(30歳)。ここまでオーストリア・リーグで16試合に出場し、リーグトップの14ゴールをゲット。決定力の高い9番タイプで、09年から11年までの2年間、L・エンリケ監督率いるバルサBでプレーしたのも大きな強みだ。推定市場価格は750万ユーロ(約10億円)。手が届かない額ではない。
移籍専門記者による強化部門解説|バルセロナ編「今後は元ミランSDの存在感が高まる可能性も」
ユベントスのエース格に成長したパウロ・ディバラ(22歳)、フィオレンティーナの大器フェデリコ・ベルナルデスキ(21歳)などが候補に挙がる“若手枠”で、もっとも現実的なのが、ビジャレアルにレンタル中のデニス・スアレス(21歳)を呼び戻すアイデアだ。
技巧派の逸材は、本来MFながら左FWでのプレーも得意とするアンドレス・イニエスタに似たタイプ。テクニカルディレクターのロベルト・フェルナンデスはこれまで何度もエル・マドリガル(ビジャレアルのホームスタジアム)に足を運んで成長ぶりをチェックしており、本人も復帰に前向き。ビジャレアル側の合意が得られれば、即復帰となるだろう。
鍵を握るのは、レアル・マドリーからの退団を希望しているデニス・チェリシェフ。彼が昨シーズンにプレーしたビジャレアルに復帰すれば、D・スアレスがバルサに帰還する可能性は一気に高まる。
後半戦は夏に獲得したアルダ・トゥランとアレイクス・ビダルがようやく起用可能になるだけに、同じく層に不安を抱えた中盤と右SBの不安は解消される。前線さえしっかり補強できれば、2シーズン連続の3冠も現実的な目標だ。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部
ネックになるのは次の2点。ひとつはノリート自身が控えの座を受け入れられるかどうか。そしてもうひとつは、1800万ユーロ(約25億円)と高額に設定された違約金だ。
次善の策と見られるのが、レッドブル・ザルツブルクでキャプテンを務めるジョナタン・ソリアーノ(30歳)。ここまでオーストリア・リーグで16試合に出場し、リーグトップの14ゴールをゲット。決定力の高い9番タイプで、09年から11年までの2年間、L・エンリケ監督率いるバルサBでプレーしたのも大きな強みだ。推定市場価格は750万ユーロ(約10億円)。手が届かない額ではない。
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ユベントスのエース格に成長したパウロ・ディバラ(22歳)、フィオレンティーナの大器フェデリコ・ベルナルデスキ(21歳)などが候補に挙がる“若手枠”で、もっとも現実的なのが、ビジャレアルにレンタル中のデニス・スアレス(21歳)を呼び戻すアイデアだ。
技巧派の逸材は、本来MFながら左FWでのプレーも得意とするアンドレス・イニエスタに似たタイプ。テクニカルディレクターのロベルト・フェルナンデスはこれまで何度もエル・マドリガル(ビジャレアルのホームスタジアム)に足を運んで成長ぶりをチェックしており、本人も復帰に前向き。ビジャレアル側の合意が得られれば、即復帰となるだろう。
鍵を握るのは、レアル・マドリーからの退団を希望しているデニス・チェリシェフ。彼が昨シーズンにプレーしたビジャレアルに復帰すれば、D・スアレスがバルサに帰還する可能性は一気に高まる。
後半戦は夏に獲得したアルダ・トゥランとアレイクス・ビダルがようやく起用可能になるだけに、同じく層に不安を抱えた中盤と右SBの不安は解消される。前線さえしっかり補強できれば、2シーズン連続の3冠も現実的な目標だ。
文:ワールドサッカーダイジェスト編集部