久々のフル出場で岡崎が見せた成長とは!?
後半も試合の主導権を握ったのはエバートン。右サイドを起点にして、レスターの牙城を崩しにかかる。
一方のレスターはボールを収められず、ポジティブトランジション(攻から守への切り替え)が上手くいかない。最大の武器であるカウンターの機会を作り出すことができず、相手に押し込まれる時間が増えていった。
63分、辛抱強く守っていたレスターは、右サイドでフリーとなったカンテの持ち出しからボールを中央へ。これを受けたマハレズがヴァーディーに絶妙なスルーパス通すと、エバートンのハワードがペナルティーエリア内でヴァーディーを倒す。この試合2本目のPKを再びマハレズが決め、レスターは勝ち越しに成功した。
これで勢いに乗ったレスターは69分、追加点を挙げる。
左サイドから切れ込んだヴァーディーが、ペナルティーエリア内ゴール正面でフリーとなった岡崎へパス。これを巧みなトラップで収めた岡崎は、ゴール左下隅に冷静に決めて、追加点を奪った。
4試合連続でアウェーでは3ゴールを決めたレスターはその後、レノン、ミララスといったドリブラーを投入したエバートンに苦戦し、89分にミララスの強烈な一発を浴びて1点差に詰め寄られる。
しかし、猛追するエバートンを振りきって3-2で勝利。9戦無敗で首位の座をキープした。
さて、3試合ぶりにスタメンに名を連ねた岡崎。フル出場し、攻守にわたって活躍したが、特に目立ったのは、相手DFとの駆け引きの巧さだった。
先制点となるPKを獲得したシーンでは、ルーズボールを処理しようとしたフネス・モリの死角から身体を入れ、ボールに追いついたところを倒された。
さらに2点目のPKをヴァーディーが獲得した場面でも、マハレズがスルーパスを通した際、ヴァーディーと並走していた岡崎はフリーだった。
ここでは岡崎にボールは回ってこなかったが、これら一連の駆け引きがあったからこそ、決勝点となったゴールの場面では、普段なら切り込んでからシュートを打ちに行ったであろうヴァーディーから、パス(アシスト)を引き出したのだ。
これまでは身体を張った泥臭いゴールしか決めてこなかった岡崎に、今節のような、いわゆる“普通”のゴールが生まれたというのは、開幕時に苦戦していた相手のプレススピードに対応し、課題だったシュートまでの時間短縮に成功したという、彼の成長の証とも言えるだろう。
岡崎の活躍もあって勝点を38に積み上げ、首位でクリスマスを迎えるレスターは、次節からリバプール、マンチェスター・Cというメガクラブとの連戦を迎える。連戦連勝を続け、予想外の首位でヤマ場に挑むレスターが、実力上位のクラブにどんな戦いぶりを見せるか注目だ。
目標である勝点40に達した時、ラニエリ監督は新たなチーム目標をどこに据えるのだろうか。
一方のレスターはボールを収められず、ポジティブトランジション(攻から守への切り替え)が上手くいかない。最大の武器であるカウンターの機会を作り出すことができず、相手に押し込まれる時間が増えていった。
63分、辛抱強く守っていたレスターは、右サイドでフリーとなったカンテの持ち出しからボールを中央へ。これを受けたマハレズがヴァーディーに絶妙なスルーパス通すと、エバートンのハワードがペナルティーエリア内でヴァーディーを倒す。この試合2本目のPKを再びマハレズが決め、レスターは勝ち越しに成功した。
これで勢いに乗ったレスターは69分、追加点を挙げる。
左サイドから切れ込んだヴァーディーが、ペナルティーエリア内ゴール正面でフリーとなった岡崎へパス。これを巧みなトラップで収めた岡崎は、ゴール左下隅に冷静に決めて、追加点を奪った。
4試合連続でアウェーでは3ゴールを決めたレスターはその後、レノン、ミララスといったドリブラーを投入したエバートンに苦戦し、89分にミララスの強烈な一発を浴びて1点差に詰め寄られる。
しかし、猛追するエバートンを振りきって3-2で勝利。9戦無敗で首位の座をキープした。
さて、3試合ぶりにスタメンに名を連ねた岡崎。フル出場し、攻守にわたって活躍したが、特に目立ったのは、相手DFとの駆け引きの巧さだった。
先制点となるPKを獲得したシーンでは、ルーズボールを処理しようとしたフネス・モリの死角から身体を入れ、ボールに追いついたところを倒された。
さらに2点目のPKをヴァーディーが獲得した場面でも、マハレズがスルーパスを通した際、ヴァーディーと並走していた岡崎はフリーだった。
ここでは岡崎にボールは回ってこなかったが、これら一連の駆け引きがあったからこそ、決勝点となったゴールの場面では、普段なら切り込んでからシュートを打ちに行ったであろうヴァーディーから、パス(アシスト)を引き出したのだ。
これまでは身体を張った泥臭いゴールしか決めてこなかった岡崎に、今節のような、いわゆる“普通”のゴールが生まれたというのは、開幕時に苦戦していた相手のプレススピードに対応し、課題だったシュートまでの時間短縮に成功したという、彼の成長の証とも言えるだろう。
岡崎の活躍もあって勝点を38に積み上げ、首位でクリスマスを迎えるレスターは、次節からリバプール、マンチェスター・Cというメガクラブとの連戦を迎える。連戦連勝を続け、予想外の首位でヤマ場に挑むレスターが、実力上位のクラブにどんな戦いぶりを見せるか注目だ。
目標である勝点40に達した時、ラニエリ監督は新たなチーム目標をどこに据えるのだろうか。