【クラブW杯プレビュー】準々決勝・広島-マゼンベ|鍵を握るのは「先制点」だ

カテゴリ:ワールド

2015年12月13日

【マゼンベ】積極的に先制ゴールを狙ってくる可能性も。

CAFチャンピオンズ・リーグで7ゴールを挙げて得点王に輝き、マゼンベをアフリカ王者に導いたサマタ(左)。絶対的エースのパフォーマンスに注目だ。(C)Getty Images

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■マゼンベ(アフリカ代表)
 
 国内リーグ優勝14回を誇るDRコンゴの盟主で、クラブワールドカップ出場は2009年と2010年に続く3度目。後者ではアフリカ勢としては史上初の決勝進出を果たすサプライズを提供した。
 
 その2010年当時はDRコンゴの選手が主体だったが、現在はガーナ、マリ、コートジボワール、サンビア、タンザニアのタレントも数多く在籍。このブラックアフリカンたちのパワーとスピードがチーム最大の武器だ。
 
 フランス人のカルトロン監督が志向するのは、コンパクトな陣形を保ったプレッシング主体の戦術。ボール奪取後はシンプルに前線にボールを供給し、スピーディーにフィニッシュに繋げる。とりわけドリブル、パス、シュートと三拍子揃ったエースのサマタは、広島戦でもキーマンとなるだろう。
 
 主将でCBキムワキのパワー、右SBフリンポンのスピード、最古参のGKキディアバの反射神経とディフェンスラインにもストロングポイントが少なくない。
 
 前日会見でカルトロン監督は「広島は先制ゴールを奪うとゲームコントロールに入る。オークランド・シティはその術中にはまったが、我々はその過ちを犯さないようにしたい」とコメント。積極的に先制ゴールを狙ってくる可能性もありそうだ。
 
文:サッカーダイジェストWEB

【マゼンベ】サンフレッチェ広島戦の予想フォーメーション。

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