常に優勝争いをしていける基盤を作っていく必要がある(平野)

トークショーではお笑いタレントの平畠啓史さんの進行のもと、静岡県出身の元Jリーガートリオ、武田修宏さん、平野孝さん、松原良香さんが爆笑ネタを交えながら熱いサッカートークを展開した。 写真:サッカーダイジェスト
平野「今シーズンのエスパルスの結果(J2降格)に関しては、静岡県出身41歳男性としては本当に悔しかったです。実家に帰っても、親父がイライラしてますし、隣の親父さんもオレの顔を見るなりすぐにエスパルスの話ですよ。それぐらい地域に密着して浸透しているクラブなので、やっぱり頑張ってほしい」
平野「育成のところでも、静岡出身の良い指導者がたくさんいるので、あらためてそういう指導者をしっかりと育成の現場に配置していくことが、強化の土台を作る基礎になると思います。やっぱり静岡のチームは、優勝はできなくても常に優勝争いをしていけるような、そういう基盤を作っていかなければいけないと思います」
松原「僕らが96年のアトランタオリンピックに出たときに、エスパルスからも僕とテル(伊東輝悦)と白井(博幸)の3人が選ばれていたんですよ(静岡県出身選手は18人中7人)。静岡からは良い選手が本当にたくさん出てますが、それが生かされていないんですよ。スペインのアスレティック・ビルバオやウルグアイのペニャロールもそうだけど、地元の選手が育って活躍して、引退後は監督や指導者やフロントになったりして、本当に地元の人間中心でチームを作っている。同じことが静岡ならできるんですよ」
武田「やっぱり(リーグ優勝した)広島から学ぶことは多いと思います。広島はあまりお金がなくても、主力が抜けても、その分しっかりと選手を育成して、質の高い選手を獲得してきていますよね。森保監督は5年を目途に長期のビジョンで今のチームをやってきて、強化部の人間と毎日一緒に食事をしていたわけですよ。どういう選手がこのポジションに欲しいとかすごく密に話し合っています」
武田「でも清水のほうは去年失点が2番目に多かったのに、今年はFWの外国人を2人とってきて、最後にあわてて角田をとっていた。現場が欲しい選手と(強化部が)とってくる選手とのバランスができてないですよね。そのへんも含めて、会社とフロントと現場がもっとコミュニケーションをとることが大事だなと思います」
3人の説得力のある意見に、来場者も大いに共感。静岡のサッカーが以前のような輝きを失っていることに対して、『何とかしなければ』という気持ちの強さが十分に伝わってきた。
そしてトークショーの終了後は、トークショーのゲスト3人や高橋陽一先生らのチームと、優勝した「ドラえもんJAPAN」とのエキジビションマッチを開催。大接戦の中で、最後は武田選手がお得意の「ごっつぁんゴール」で勝ち越し点を決めて、楽しい1日を締めくくった。
平野「育成のところでも、静岡出身の良い指導者がたくさんいるので、あらためてそういう指導者をしっかりと育成の現場に配置していくことが、強化の土台を作る基礎になると思います。やっぱり静岡のチームは、優勝はできなくても常に優勝争いをしていけるような、そういう基盤を作っていかなければいけないと思います」
松原「僕らが96年のアトランタオリンピックに出たときに、エスパルスからも僕とテル(伊東輝悦)と白井(博幸)の3人が選ばれていたんですよ(静岡県出身選手は18人中7人)。静岡からは良い選手が本当にたくさん出てますが、それが生かされていないんですよ。スペインのアスレティック・ビルバオやウルグアイのペニャロールもそうだけど、地元の選手が育って活躍して、引退後は監督や指導者やフロントになったりして、本当に地元の人間中心でチームを作っている。同じことが静岡ならできるんですよ」
武田「やっぱり(リーグ優勝した)広島から学ぶことは多いと思います。広島はあまりお金がなくても、主力が抜けても、その分しっかりと選手を育成して、質の高い選手を獲得してきていますよね。森保監督は5年を目途に長期のビジョンで今のチームをやってきて、強化部の人間と毎日一緒に食事をしていたわけですよ。どういう選手がこのポジションに欲しいとかすごく密に話し合っています」
武田「でも清水のほうは去年失点が2番目に多かったのに、今年はFWの外国人を2人とってきて、最後にあわてて角田をとっていた。現場が欲しい選手と(強化部が)とってくる選手とのバランスができてないですよね。そのへんも含めて、会社とフロントと現場がもっとコミュニケーションをとることが大事だなと思います」
3人の説得力のある意見に、来場者も大いに共感。静岡のサッカーが以前のような輝きを失っていることに対して、『何とかしなければ』という気持ちの強さが十分に伝わってきた。
そしてトークショーの終了後は、トークショーのゲスト3人や高橋陽一先生らのチームと、優勝した「ドラえもんJAPAN」とのエキジビションマッチを開催。大接戦の中で、最後は武田選手がお得意の「ごっつぁんゴール」で勝ち越し点を決めて、楽しい1日を締めくくった。