• トップ
  • ニュース一覧
  • 育成プロジェクトから大学経由のプロ第1号! 立命館大のMF中野瑠馬はいかにして京都内定を勝ち取ったのか

育成プロジェクトから大学経由のプロ第1号! 立命館大のMF中野瑠馬はいかにして京都内定を勝ち取ったのか

カテゴリ:大学

森田将義

2023年03月30日

「上に行くのも行かないのも自分次第」

 早期オファーに至ったもうひとつの決め手は今年、関西学院大から加わったFW木村勇大の存在だ。木村も大学3年生の10月に加入内定が決まり、時間が許す限り京都の練習や試合に帯同した。いち早くプロを経験した木村の成長は著しく、大学4年生の昨年はJ1で7試合に出場し、U-21日本代表にも選ばれた。

「木村はプロでの変化がすごく見られたので、僕がスカウトをやっていくなかで1個の良い例になった。中野もサンガで刺激を受けて、大学に還元してほしい」(中山スカウト)。

 賢明学院中時代にフェスティバルで京都U-15と対戦したのがきっかけで、スカウトを受けてサンガへの加入が決まった。中学時代は大阪府トレセン止まりだったが、京都U-18への加入後は世代別代表入りを果たすなど飛躍を遂げたため、京都に対する想いは強い。
 
「中体連からユースに行かせてもらい、色んな経験をした。意識が高い人がたくさんいて、上に行くのも行かないのも自分次第なので、意識高くやらなければいけないって思えたのは大きかった。高校で一番成長させてもらった」

 中野がトップチームで活躍する日が来れば、スカラーアスリートプロジェクトの新たな成功例となり、トップチーム昇格を果たせず、大学に進んだ選手の刺激にもなる。彼がサンガスタジアムのピッチで躍動する日が来るのを多くの人が待ちわびている。

取材・文●森田将義

【PHOTO】応援で連勝を後押しした京都サンガF.C.サポーター
 
【関連記事】
「ムニョスは落胆していたよ」対人戦が自慢のコロンビアDF、競り負けた三笘薫のヘッド弾にがっくり…敵将は賛辞「美しいゴールだった」
久保建英はなぜコロンビアFWのファウルに激昂したのか「普段は突っかかるような自分じゃない」
「守備が“ガラガラと”崩壊」韓国メディアは森保Jの逆転負けをどう報じた? 「相次ぐ拙戦」と痛烈な表現で酷評
「ゲームプランが崩れてしまった」途中投入の久保建英が指摘した“誤算”「流れがすごく悪かったので…」
なぜ誰もやらない? 吉田麻也の“不在”を感じたコロンビア戦失点後の光景

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ