「上に行くのも行かないのも自分次第」
早期オファーに至ったもうひとつの決め手は今年、関西学院大から加わったFW木村勇大の存在だ。木村も大学3年生の10月に加入内定が決まり、時間が許す限り京都の練習や試合に帯同した。いち早くプロを経験した木村の成長は著しく、大学4年生の昨年はJ1で7試合に出場し、U-21日本代表にも選ばれた。
「木村はプロでの変化がすごく見られたので、僕がスカウトをやっていくなかで1個の良い例になった。中野もサンガで刺激を受けて、大学に還元してほしい」(中山スカウト)。
賢明学院中時代にフェスティバルで京都U-15と対戦したのがきっかけで、スカウトを受けてサンガへの加入が決まった。中学時代は大阪府トレセン止まりだったが、京都U-18への加入後は世代別代表入りを果たすなど飛躍を遂げたため、京都に対する想いは強い。
「木村はプロでの変化がすごく見られたので、僕がスカウトをやっていくなかで1個の良い例になった。中野もサンガで刺激を受けて、大学に還元してほしい」(中山スカウト)。
賢明学院中時代にフェスティバルで京都U-15と対戦したのがきっかけで、スカウトを受けてサンガへの加入が決まった。中学時代は大阪府トレセン止まりだったが、京都U-18への加入後は世代別代表入りを果たすなど飛躍を遂げたため、京都に対する想いは強い。
「中体連からユースに行かせてもらい、色んな経験をした。意識が高い人がたくさんいて、上に行くのも行かないのも自分次第なので、意識高くやらなければいけないって思えたのは大きかった。高校で一番成長させてもらった」
中野がトップチームで活躍する日が来れば、スカラーアスリートプロジェクトの新たな成功例となり、トップチーム昇格を果たせず、大学に進んだ選手の刺激にもなる。彼がサンガスタジアムのピッチで躍動する日が来るのを多くの人が待ちわびている。
取材・文●森田将義
【PHOTO】応援で連勝を後押しした京都サンガF.C.サポーター
中野がトップチームで活躍する日が来れば、スカラーアスリートプロジェクトの新たな成功例となり、トップチーム昇格を果たせず、大学に進んだ選手の刺激にもなる。彼がサンガスタジアムのピッチで躍動する日が来るのを多くの人が待ちわびている。
取材・文●森田将義
【PHOTO】応援で連勝を後押しした京都サンガF.C.サポーター