周囲に影響を与えるパーソナリティも高まっているはず
■斉藤光毅(スパルタ・ロッテルダム/FW/21歳)
横浜FCから欧州に飛び立ち、ベルギー2部から期限付き移籍でオランダ1部にステップアップした今季、新天地でも徐々に評価を上げて、スタメン起用も増えている。3月に入ってエクセルシオール戦、フィテッセ戦と連続ゴールを記録しており、欧州組のアタッカーで最も伸び盛りの一人だ。
ドリブルの仕掛けを得意としており、左サイドをメインとする意味では19年のU-20W杯でも一緒だった中村敬斗と重なるが、よりマルチに前線でチャンスに絡むタイプであり、中央や右サイドもこなせる。
明るいキャラクターも魅力の斉藤。パリ五輪世代のエース候補でもあり、3月はA代表と同時期に活動する大岩剛監督のU-22代表に招集されるのは既定路線だが、東京五輪の堂安律や久保建英がそうだったように、パリ経由ではなく、A代表の選手として五輪に行く流れを掴んでもらいたい。
■中村航輔(ポルティモネンセ/GK/28歳)
GKの競争は“新生森保ジャパン”でも大きな注目点だ。世代交代の必要性も叫ばれるが、パリ五輪世代や若手に目を向ける前に、欧州5大リーグのすぐ後ろに位置するポルトガルの地で、ポジションを掴んでいるタレントを推さない選択肢はない。
武器は驚異的な反射神経で、それは柏レイソル時代から見せていたが、風貌の通りパワーは段違いにアップしている。守備範囲であれば、いかなる鋭いシュートもそらさない。
状況判断にも磨きがかかっている様子だが、日本代表のピッチでいかに安定感を見せられるか。もともと寡黙な求道者という振る舞いだったが、厳しい欧州の環境で、周囲に影響を与えるパーソナリティも高まっているはずだ。
横浜FCから欧州に飛び立ち、ベルギー2部から期限付き移籍でオランダ1部にステップアップした今季、新天地でも徐々に評価を上げて、スタメン起用も増えている。3月に入ってエクセルシオール戦、フィテッセ戦と連続ゴールを記録しており、欧州組のアタッカーで最も伸び盛りの一人だ。
ドリブルの仕掛けを得意としており、左サイドをメインとする意味では19年のU-20W杯でも一緒だった中村敬斗と重なるが、よりマルチに前線でチャンスに絡むタイプであり、中央や右サイドもこなせる。
明るいキャラクターも魅力の斉藤。パリ五輪世代のエース候補でもあり、3月はA代表と同時期に活動する大岩剛監督のU-22代表に招集されるのは既定路線だが、東京五輪の堂安律や久保建英がそうだったように、パリ経由ではなく、A代表の選手として五輪に行く流れを掴んでもらいたい。
■中村航輔(ポルティモネンセ/GK/28歳)
GKの競争は“新生森保ジャパン”でも大きな注目点だ。世代交代の必要性も叫ばれるが、パリ五輪世代や若手に目を向ける前に、欧州5大リーグのすぐ後ろに位置するポルトガルの地で、ポジションを掴んでいるタレントを推さない選択肢はない。
武器は驚異的な反射神経で、それは柏レイソル時代から見せていたが、風貌の通りパワーは段違いにアップしている。守備範囲であれば、いかなる鋭いシュートもそらさない。
状況判断にも磨きがかかっている様子だが、日本代表のピッチでいかに安定感を見せられるか。もともと寡黙な求道者という振る舞いだったが、厳しい欧州の環境で、周囲に影響を与えるパーソナリティも高まっているはずだ。
■古橋亨梧(セルティック/FW/28歳)
とにかくゴール数が全てを物語っている。確かにセルティックがスコットランドで圧倒的な強さを誇っていること、アンジェ・ポステコグルー監督の戦術ではセンターフォワードに多くのゴールチャンスが来るアドバンテージはあるが、そのチャンスを逃さず、ことごとくゴールネットを揺らす姿は頼もしさしかない。
ゴール前の決定力はもちろん、良いタイミングでラストパスを呼び込む動き出しは抜群だ。古橋にとってのハードルは“森保ジャパン”にどうフィットしていくか。彼のような選手が活躍できないと、責任の矛先は森保監督に向きやすい。
もちろん、その側面もあるが、代表という場所は特定の選手に全て合わせるところではない。アタッカー陣の構成も変わってくる可能性があるなかで、どう存在感を発揮して、攻撃陣の中心になっていけるかは大きな注目ポイントだ。
取材・文●河治良幸
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とにかくゴール数が全てを物語っている。確かにセルティックがスコットランドで圧倒的な強さを誇っていること、アンジェ・ポステコグルー監督の戦術ではセンターフォワードに多くのゴールチャンスが来るアドバンテージはあるが、そのチャンスを逃さず、ことごとくゴールネットを揺らす姿は頼もしさしかない。
ゴール前の決定力はもちろん、良いタイミングでラストパスを呼び込む動き出しは抜群だ。古橋にとってのハードルは“森保ジャパン”にどうフィットしていくか。彼のような選手が活躍できないと、責任の矛先は森保監督に向きやすい。
もちろん、その側面もあるが、代表という場所は特定の選手に全て合わせるところではない。アタッカー陣の構成も変わってくる可能性があるなかで、どう存在感を発揮して、攻撃陣の中心になっていけるかは大きな注目ポイントだ。
取材・文●河治良幸
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