「タケは素晴らしい」エースではなく久保建英を先発に選んだソシエダ指揮官を伝説OBは支持!警戒されながら奮闘したローマ戦の出来を番記者も評価「勇敢に攻撃を牽引」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2023年03月12日
ファンはイベントでも示されたタケの実直な情熱に希望を託している
ポジションについては右サイドに張り出し気味で、実質、右ウイングと言ってもよかった。いつものように臨機応変に逆サイドにポジションを移すこともあったが、その動きに共通していたのが、元ソシエダの選手、ディエゴ・ジョレンテが守るゾーンを狙うことだった。
13分にローマに先制を許した後の21分のプレーだった。メリーノのパスを受けるとボックス内へと切り込み、角度のないところから右足でシュート。タケらしい鋭い仕掛けからフィニッシュに持ち込んだがプレーだったが、惜しくもポストに阻まれた。
【動画】ドリブルで抉ってポスト直撃シュート!久保がローマを相手に創り出した決定機
13分にローマに先制を許した後の21分のプレーだった。メリーノのパスを受けるとボックス内へと切り込み、角度のないところから右足でシュート。タケらしい鋭い仕掛けからフィニッシュに持ち込んだがプレーだったが、惜しくもポストに阻まれた。
【動画】ドリブルで抉ってポスト直撃シュート!久保がローマを相手に創り出した決定機
その数分後にも、精度の高いクロスを蹴り込み、クリス・スモーリングのあわやオウンゴールという場面を誘発した。その後もファウルで止められても勇敢に立ち向かい攻撃を牽引したが、その行く手に立ちはだかったのが敵将、ジョゼ・モウリーニョだ。要注意選手として警戒度を高め、厳しいマークにあったタケは相手の脅威となり続けたが、決定的な場面を創出するまでには至らなかった。
タケがピッチを退いた後の87分に追加点を奪われ、試合はそのまま2-0でタイムアップ。ソシエダはホーム&アウェイによるノックアウト方式を苦手にしており、ホームのセカンドレグで逆転勝利を飾った実績もほとんどない。
この劣勢を挽回するには、それこそ歴史を変えるような試合をする必要がある。ベスト8進出へ暗雲が立ち込める中、ファンはイベントでも示されたタケの実直な情熱に希望を託している。
文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸
タケがピッチを退いた後の87分に追加点を奪われ、試合はそのまま2-0でタイムアップ。ソシエダはホーム&アウェイによるノックアウト方式を苦手にしており、ホームのセカンドレグで逆転勝利を飾った実績もほとんどない。
この劣勢を挽回するには、それこそ歴史を変えるような試合をする必要がある。ベスト8進出へ暗雲が立ち込める中、ファンはイベントでも示されたタケの実直な情熱に希望を託している。
文●ミケル・レカルデ(ノティシアス・デ・ギプスコア)
翻訳●下村正幸