「結果を受け入れられなかった」スタンドで無念の終焉…独名門の主軸に成長した板倉滉が抱くW杯への思い「もっとスケールの大きい選手に…」【現地発】
カテゴリ:海外日本人
2023年03月04日
「スタンドから最後の終わりを見てたんで…」
W杯への思いはさらに高まっている。日本代表のカタールでのラストマッチ、クロアチアとの決勝トーナメント1回戦で、板倉は累積警告のために出場できなかった。勝てると信じていた。スタンドからチームを信じて応援したが、もう一度ピッチに立つ機会は訪れなかった。
「スタンドから最後の終わりを見てたんで、すごく悔しかった。もう絶対勝つと思ったんで、なかなか結果を受け入れられなかったりしました。でも外から見ると本当にチームとしてすごく戦っていたと思う。次のワールドカップは、3年半後ですけど、そこに常にピッチに立って中心でいられるようにならないといけないかなと思います」
「スタンドから最後の終わりを見てたんで、すごく悔しかった。もう絶対勝つと思ったんで、なかなか結果を受け入れられなかったりしました。でも外から見ると本当にチームとしてすごく戦っていたと思う。次のワールドカップは、3年半後ですけど、そこに常にピッチに立って中心でいられるようにならないといけないかなと思います」
ワールドカップ前のシャルケ時代、2部優勝での1部昇格を決めたニュルンベルク戦後にこんなことを語っていたことを思い出す。
「周りの世界を見ても若い選手がどんどん活躍している世界。これからの日本代表のことを考えたら、日本のサッカーのことを考えたら、僕たちがもっともっと試合に出て、僕たち世代がもっともっと上を驚かせるような存在になって、試合に出ていかないと行けないなと強く感じています」
その言葉通り、板倉はブンデスリーガのピッチに立ち続け、世間を驚かせるような存在になりつつある。そしてその成長意欲は、とどまることを知らない。
取材・文●中野吉之伴
「周りの世界を見ても若い選手がどんどん活躍している世界。これからの日本代表のことを考えたら、日本のサッカーのことを考えたら、僕たちがもっともっと試合に出て、僕たち世代がもっともっと上を驚かせるような存在になって、試合に出ていかないと行けないなと強く感じています」
その言葉通り、板倉はブンデスリーガのピッチに立ち続け、世間を驚かせるような存在になりつつある。そしてその成長意欲は、とどまることを知らない。
取材・文●中野吉之伴