「三笘も獲ろうとしたんですが…」“在籍経験者”4人を日本代表に送り出したSTVVの立石敬之CEOが見たW杯。大会後にはベルギーのファンも「もっと日本人を獲って」「森保さんを監督に」
カテゴリ:日本代表
2023年02月28日
「(鈴木)優磨が選ばれていればなあ」
権田とシュミットは立石CEOとの関わりが深いGKだ。どちらがW杯で代表チームの正位置を射止めたとしてもジレンマが残ったはずだ。
「2戦目(対コスタリカ)で権田が失点を防げませんでした。『これで修一は崩れるかな』と思ったら、次の試合から彼はしっかりパフォーマンスを戻していった。もしかしたら、シュミットだったらコスタリカ戦の失点はなかったかもしれません。しかし、権田は他の人が落ち込むようなところで落ち込まない。彼のメンタルはちょっと超人離れしたところがある。だから、スペイン戦以降のリカバーは『修一らしいな』と感心しました。シュミットには次のワールドカップ(で正位置)を目ざして欲しい」
「2戦目(対コスタリカ)で権田が失点を防げませんでした。『これで修一は崩れるかな』と思ったら、次の試合から彼はしっかりパフォーマンスを戻していった。もしかしたら、シュミットだったらコスタリカ戦の失点はなかったかもしれません。しかし、権田は他の人が落ち込むようなところで落ち込まない。彼のメンタルはちょっと超人離れしたところがある。だから、スペイン戦以降のリカバーは『修一らしいな』と感心しました。シュミットには次のワールドカップ(で正位置)を目ざして欲しい」
立石CEOが手掛けた選手の中で、長友佑都は最初にW杯に出た選手。2010年南アフリカ大会から数えて、カタールが4回目だった。
「よく頑張ってます。でも佑都を頼り続ける左サイドバックのポジションに、私は危機感があります。昔だとサイドバックには松木安太郎さん&都並敏史さん、私の現役時代には名良橋晃&相馬直樹、近年で長友、内田篤人、酒井宏樹――。日本代表のサイドバックは割と宝庫で順番に人が育っていた。うちには橋岡大樹、AZには菅原由勢という右サイドバックがいますが、2人ともまだこれからの選手です。橋岡はそろそろステップアップする時期ですから、航のように移籍先で活躍して代表の常連・主軸になって欲しい。サイドバックをうち(STVV)が手掛けるかどうかは別として、日本は急いで育でないといけない」
STVVのプロジェクト立ち上げ時に、立石CEOは「日本の課題であるゴールキーパー、センターバック、センターフォワードを育てたい」と目標を掲げていた。GKシュミット、CB冨安、さらにMFの遠藤と鎌田とCFを除く日本代表のセンターラインにSTVVは人材を出した。CF鈴木優磨(現鹿島)は多くの獲得オファーの中には複数のベルギー強豪チームからのものもあり「CFを育てる」という結果を出した。しかし、22年秋の時点で日本代表との縁は薄かった。「優磨が選ばれていればなあ」と残念そうだった。
「よく頑張ってます。でも佑都を頼り続ける左サイドバックのポジションに、私は危機感があります。昔だとサイドバックには松木安太郎さん&都並敏史さん、私の現役時代には名良橋晃&相馬直樹、近年で長友、内田篤人、酒井宏樹――。日本代表のサイドバックは割と宝庫で順番に人が育っていた。うちには橋岡大樹、AZには菅原由勢という右サイドバックがいますが、2人ともまだこれからの選手です。橋岡はそろそろステップアップする時期ですから、航のように移籍先で活躍して代表の常連・主軸になって欲しい。サイドバックをうち(STVV)が手掛けるかどうかは別として、日本は急いで育でないといけない」
STVVのプロジェクト立ち上げ時に、立石CEOは「日本の課題であるゴールキーパー、センターバック、センターフォワードを育てたい」と目標を掲げていた。GKシュミット、CB冨安、さらにMFの遠藤と鎌田とCFを除く日本代表のセンターラインにSTVVは人材を出した。CF鈴木優磨(現鹿島)は多くの獲得オファーの中には複数のベルギー強豪チームからのものもあり「CFを育てる」という結果を出した。しかし、22年秋の時点で日本代表との縁は薄かった。「優磨が選ばれていればなあ」と残念そうだった。