前線4人のうち、もっとも去就が不透明なのはムヒタリアンだ。
香川も同様だ。今のところ移籍の噂はまったくない。今夏にバルサやマンチェスター・U行きが取り沙汰されたロイスも契約は19年夏まで残っている。退団の可能性は低い。
対して、トーマス・トゥヘル新監督の下でハイパフォーマンスを披露しているムヒタリアンは去就不透明だ。17年夏で契約が切れるものの、延長交渉はいまだ行なわれていない。
しかも背後には、これまで数々のビッグディールを成立させてきた敏腕代理人のミーノ・ライオラがいる。なにが起きても不思議はないだろう。
「魔法のカルテット」の4人とまったく異なる状況にいるのが、CBのネベン・スボティッチ。今シーズンは怪我の影響もあって出場機会が激減しており、早ければ冬の移籍マーケットで放出されるだろうとの見方が強まっている。
退団の運びとなれば、新天地は十中八九、リバプールだろう。マインツで若きスボティッチを指導し、その後にドルトムントに連れてきて一流のCBへと育て上げたのが、誰あろうクロップなのだから。
文:マルクス・バーク
翻訳:円賀貴子
【著者プロフィール】
Marcus BARK(マルクス・バーク)/地元のドルトムントに太いパイプを持つフリージャーナリストで、ドイツ第一公共放送・ウェブ版のドイツ代表番としても活躍中。国外のリーグも幅広くカバーし、複数のメジャー媒体に寄稿する。1962年7月8日生まれ。
対して、トーマス・トゥヘル新監督の下でハイパフォーマンスを披露しているムヒタリアンは去就不透明だ。17年夏で契約が切れるものの、延長交渉はいまだ行なわれていない。
しかも背後には、これまで数々のビッグディールを成立させてきた敏腕代理人のミーノ・ライオラがいる。なにが起きても不思議はないだろう。
「魔法のカルテット」の4人とまったく異なる状況にいるのが、CBのネベン・スボティッチ。今シーズンは怪我の影響もあって出場機会が激減しており、早ければ冬の移籍マーケットで放出されるだろうとの見方が強まっている。
退団の運びとなれば、新天地は十中八九、リバプールだろう。マインツで若きスボティッチを指導し、その後にドルトムントに連れてきて一流のCBへと育て上げたのが、誰あろうクロップなのだから。
文:マルクス・バーク
翻訳:円賀貴子
【著者プロフィール】
Marcus BARK(マルクス・バーク)/地元のドルトムントに太いパイプを持つフリージャーナリストで、ドイツ第一公共放送・ウェブ版のドイツ代表番としても活躍中。国外のリーグも幅広くカバーし、複数のメジャー媒体に寄稿する。1962年7月8日生まれ。