• トップ
  • ニュース一覧
  • 現地ベテラン記者が香川真司を密着レポート「ドイツのレジェンドが率いるパーダーボルンとの一戦! 香川の先発起用は――」

現地ベテラン記者が香川真司を密着レポート「ドイツのレジェンドが率いるパーダーボルンとの一戦! 香川の先発起用は――」

カテゴリ:ワールド

マルクス・バーク

2015年10月28日

パーダーボルン戦はいわゆる「1.5軍」を先発させる可能性も。

パーダーボルン戦で注目されるのが、トゥヘル監督が選ぶ先発メンバー。はたして、香川は出場するか。 (C)Getty Images

画像を見る

 DFBカップ1回戦のケムニッツ(3部)戦でトゥヘルは、オーバメヤンを先発で起用する一方で、香川には休養を与えた。パーダーボルン戦で香川を先発させるかどうかは、ヘンリク・ムヒタリアンの怪我の具合も影響してくるだろう。政治的な理由でEL3節のガバラ戦の招集メンバーから外れ、前述のアウクスブルク戦を故障欠場したムヒタリアンは、本来ならレギュラーの選手である。
 
 貴重なジョーカー役のヨナス・ホフマンや上り調子のゴンサロ・カストロ、あまり出番に恵まれていないアドナン・ヤヌザイの3人を、2列目に並べるプランもある。パーダーボルン戦では、彼らのようないわゆる「1.5軍」を先発させる可能性が高いか。
 
 いずれにせよ、ドルトムントの選手たちは、前任のユルゲン・クロップ監督に「いかなる相手でも過小評価しない」という考え方を植えつけられている。実際、2部や3部のチームが相手でも、気持ちの準備はしっかりとできていた。トゥヘルのモチベーターとしての優れた手腕を考えれば、現チ-ムでもその点に変わりはないはず。ただし、野心的なエッフェンベルクが率いるパーダーボルンには、これまで以上に注意を払う必要があるだろう。
 
文:マルクス・バーク
翻訳:円賀貴子
 
【著者プロフィール】
Marcus BARK(マルクス・バーク)/地元のドルトムントに太いパイプを持つフリージャーナリストで、ドイツ第一公共放送・ウェブ版のドイツ代表番としても活躍中。国外のリーグも幅広くカバーし、複数のメジャー媒体に寄稿する。1962年7月8日生まれ。
【関連記事】
現地ベテラン記者が香川真司を密着レポート「ドルトムントは来シーズン、CLの舞台へ返り咲く」
ドルトムント快勝! 香川は3アシストを決めて勝利の立役者に――ドルトムント 5-1 アウクスブルク
【ヨーロッパリーグGS第3節】1アシストの香川は攻撃を円滑にする歯車として機能!!――ガバラ 1-3 ドルトムント
現地ベテラン記者が香川真司を密着レポート「ドルトムント再浮上の鍵は香川ら代表組のコンディション」
策はいっさい奏功せず…“泣きっ面に蜂”のドルトムントは大敗――バイエルン 5-1 ドルトムント

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト なでしこJに続け!
    4月10日発売
    U-23日本代表
    パリ五輪最終予選
    展望&ガイド
    熾烈なバトルを総力特集
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト ガンナーズを一大特集!
    5月2日発売
    プレミア制覇なるか!?
    進化の最終フェーズへ
    アーセナル
    最強化計画
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 高校サッカーダイジェストVo.40
    1月12日発売
    第102回全国高校選手権
    決戦速報号
    青森山田が4度目V
    全47試合を完全レポート
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ