19歳の新鋭に注目
■チュニジア
(2大会連続6回目の出場)
アフリカ予選ではタレント集団のマリを破って、2大会連続出場を決めた。現状、ワールドクラスのタレントはいない。それでも、ジャレル・カドリ監督が植え付けたチームの組織力はデンマークに勝るとも劣らないレベルで、攻守のビジョンが見事にハマった時のパフォーマンスは、2戦ともに無失点で勝利した6月の親善試合でも証明している。
その反面、相手に気圧されて一度崩れた時の脆さは、退場者が出るなど、1-5で大敗したブラジル戦で垣間見られた。4-1-4-1がベースで、基本は司令塔エリス・スキリ(ケルン)を軸に、シンプルな展開から徹底したサイドアタックを仕掛ける。
そして、19歳の新鋭ハンニバル・メジブリ(バーミンガム)が中盤に投入されると一転して、中央突破のベクトルが強まる。指揮官が「カルタゴの英雄」と同名のヤングタレントをいつ投入するかも注目だ。
(2大会連続6回目の出場)
アフリカ予選ではタレント集団のマリを破って、2大会連続出場を決めた。現状、ワールドクラスのタレントはいない。それでも、ジャレル・カドリ監督が植え付けたチームの組織力はデンマークに勝るとも劣らないレベルで、攻守のビジョンが見事にハマった時のパフォーマンスは、2戦ともに無失点で勝利した6月の親善試合でも証明している。
その反面、相手に気圧されて一度崩れた時の脆さは、退場者が出るなど、1-5で大敗したブラジル戦で垣間見られた。4-1-4-1がベースで、基本は司令塔エリス・スキリ(ケルン)を軸に、シンプルな展開から徹底したサイドアタックを仕掛ける。
そして、19歳の新鋭ハンニバル・メジブリ(バーミンガム)が中盤に投入されると一転して、中央突破のベクトルが強まる。指揮官が「カルタゴの英雄」と同名のヤングタレントをいつ投入するかも注目だ。
■オーストラリア
(5大会連続6回目の出場)
前回に引き続き、大陸間プレーオフを制してW杯の切符を掴んだ。異なるのは指揮官の交代なく、グレアム・アーノルド監督がそのまま本大会も率いること。ボールポゼッションを大事にするスタイルは継続しているが、オージーらしい勝負どころでの力強さは必要な時に発揮できる。
アイディン・フルスティッチ(ヴェローナ)に頼りがちだった中盤だが、朗報は夏にセルティックを退団してから所属先が未定だったトム・ロギッチが、WBAに加入できたことだ。
初戦がいきなり優勝候補のフランスとなるが、好勝負に持ち込んで勝点1でも奪い取れれば、グループステージ突破の可能性も見えてくる。
(5大会連続6回目の出場)
前回に引き続き、大陸間プレーオフを制してW杯の切符を掴んだ。異なるのは指揮官の交代なく、グレアム・アーノルド監督がそのまま本大会も率いること。ボールポゼッションを大事にするスタイルは継続しているが、オージーらしい勝負どころでの力強さは必要な時に発揮できる。
アイディン・フルスティッチ(ヴェローナ)に頼りがちだった中盤だが、朗報は夏にセルティックを退団してから所属先が未定だったトム・ロギッチが、WBAに加入できたことだ。
初戦がいきなり優勝候補のフランスとなるが、好勝負に持ち込んで勝点1でも奪い取れれば、グループステージ突破の可能性も見えてくる。