【J1展望】2ndステージ・14節|G大阪 – 浦和|パトリック、倉田が出場停止のG大阪とベストメンバーの浦和。成就するのは「迎撃」か、それとも「報復」か?
カテゴリ:Jリーグ
2015年10月16日
浦和――ベストメンバーで臨めるのは強み。石原の練習復帰が良い刺激に。
J1リーグ 2ndステージ・14節
ガンバ大阪 - 浦和レッズ
10月17日(土)/14:00/万博記念競技場
浦和レッズ
2ndステージ成績:(13節終了時):4位 勝点24 7勝3分3敗 19得点・15失点
年間成績(30試合終了時):1位 勝点65 19勝8分3敗 58得点・32失点
【最新チーム事情】
●右膝靭帯損傷の石原が、ついにゲーム形式の練習に合流!
●日本代表の槙野、柏木は合流直後に実戦形式で調整する。
●柏木はG大阪のカウンターに警戒。
【担当記者の視点】
シーズン佳境、中断直後にG大阪との上位対決を迎える――まさに昨季と同じサイクルだ。
1年前、“勝てばリーグ優勝が決まる”という大一番で敗れた。しかし今季はほぼ1年を通して1位で戦ってきた意地を示し、アウェーで勝利を収めたい。相手に出場停止がいるなか、浦和はベストメンバーで臨めるのもプラス要素だ。
心配は日本代表の遠征から戻った西川、槙野、柏木のコンディション(G大阪にも言えることだが)。ただ、槙野と柏木は帰国翌日の15日のゲーム形式の練習に参加し、疲れを感じさせないパフォーマンスを見せていた。
また、右膝靭帯損傷で4月から長期離脱していた石原も試合形式の練習に参加した。「まだ60パーセントほど」と完調までにはまだ時間がかかりそうである。それでも彼の復帰は、他のチームメイトにも多いに刺激を与えている。
柏木は「ガンバはカウンターを狙うのではないか」と予想する。「ボールを支配しているのに0-0の状況が続いたら、特に気を付けたい。先制できたら、2点、3点と奪いにいくことを心掛けたい」と、相手のリズムに乗らないように警戒を強める。
また、ユース昇格から2年目ながら、関根がJ1通算50試合出場を果たす。「積み上げてきたものは財産になっている。100試合、200試合と伸ばしたい」と、意欲を示した。