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横浜、3年ぶりのJ1制覇は目の前に。チーム状態は視界良好。浮足立たず、冷静に、一戦必勝のスタンスでガンバ戦に挑む

カテゴリ:Jリーグ

藤井雅彦

2022年10月07日

日産スタジアムでは今季10勝2分と圧倒的な勝率

負傷離脱していた西村が、当初の予定より早く復帰。万能型アタッカーの存在は心強い。(C)SOCCER DIGEST

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 チーム状態は視界良好だ。

 4-0で快勝した前節の名古屋戦は今季のベストゲームの1つに数えられる内容だった。攻守両面で相手を圧倒し、4得点すべてに横浜らしさが凝縮されていた。横浜に対して無策で臨んでくるチームはほとんどないが、自分たちのスタイルを貫いて培ってきた地力で上回る。

 負傷離脱していた西村拓真の復帰も明るい材料だ。当初は全治4~6週という診断結果が発表されていたが、それを3週に縮めて名古屋戦で途中出場した。

 トップ下やストライカーポジション、あるいは両ウイングもこなせる万能型アタッカーの存在は大きく、万全のコンディションではなかったとしても「このチームで優勝したい」という強い気持ちが身体を突き動かしている。西村の飽くなき執念はチームに大きな波及効果を生むだろう。
 
 頼もしい仲間が復帰し、横浜は丹念に磨き上げてきたアタッキングフットボールで勝利を目ざす。ケヴィン・マスカット監督は「我々にはエキサイティングな内容を見せる責任がある」と語気を強めた。余所行きのサッカーではなく、横浜らしいアグレッシブな戦いが期待される。

 決戦の地は、今季10勝2分と圧倒的な勝率を誇る日産スタジアム。2019年にも最終戦で優勝を決めた縁起の良い場所で、フィナーレを飾るのにこれ以上の舞台設定はない。

 仮にこの一戦で決まらなくても、残り4試合で2勝すれば自力優勝が決まる。トリコロールに収穫の秋が訪れようとしている。

取材・文●藤井雅彦(ジャーナリスト)

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