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【連載】ミラン番記者の現地発・本田圭佑「指揮官を悩ます“トップ下問題”の裏側にあるものとは?」

カテゴリ:メガクラブ

マルコ・パソット

2015年09月30日

とにもかくにも「プレースピード」を上げる必要がある。

元々はサイドハーフのボナベントゥーラ(左)は、ここまでトップ下よりもインサイドハーフで生き生きしている印象で、実際に結果を残している。ミハイロビッチ監督は今後、その部分をどう判断するか。(C)Alberto LINGRIA

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 とはいえ、2人が抱える問題は、まったく種類が異なるものだ。
 
 本田の場合は、スピード感に欠けたプレーが最大の欠点だ。パスを出す前に何度もボールをこねくり回すため、結局は相手にパスの供給先であるFWと自分自身をマークする時間を与えてしまう。
 
 一方のボナベントゥーラは、アタランタ時代に左サイドハーフで台頭したキャリアが物語る通り、明らかにサイドやインサイドハーフに適したプレースタイルを持っている。トップ下も器用にこなすが、中央のゾーンに留まるとアジリティーなどの持ち味が半減してしまう。
 
 本田に話を戻せば、とにもかくにもプレースピードを上げる必要がある。ミハイロビッチ監督もそれを望んでいるし、性格を考えれば彼はそのために懸命に努力するだろう。
 
 とはいえ、現実は厳しい。ミランが前半だけで3ゴールを挙げたウディネーゼ戦(9月22日のセリエA5節)で先発した本田は、出場した64分間でたった25回しかボールにタッチせず、20本しかパスが成功しなかった。攻撃の要を担うポジションに陣取る選手としては余りにも少ない数字だし、実際、ピッチに存在していないも同然の存在感だった。
 
 ちなみに、同じ試合でマリオ・バロテッリが何回ボールを触ったかご存知だろうか?  ご存知のようにこの悪童はストライカーだが、前線から敵2ライン(DFとMF)間やサイドに下がってボールを受けたがる傾向が強く、ウディネーゼ戦ではボールタッチ数が68回、パス成功が44本を記録。本田と比較して前者に関しては約3倍、後者に関して2倍以上の貢献をしていた計算になる。
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