本田外しも効果なし!? ジェノアのプレッシャーに負けたミラン

カテゴリ:ワールド

サッカーダイジェストWeb編集部

2015年09月28日

ジェノアの全員守備で押し込まれたミランは悪循環に陥り…。

守備の要でもあるCBロマニニョーリは18分に警告、42分に2度目の警告で退場となった。

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 セリエA第6節、ミランは敵地でジェノアに0-1で敗れ、連勝は2でストップ。通算成績は3勝3敗となった。
 
 昨シーズン、ホーム、アウェーの両方で敗れているジェノアに勝つことで、勢いに乗りたかったミラン。ジェノアが5節終了時点で1勝4敗、得点は唯一勝ったヴェローナ戦での2点だけという低調ぶりにあったことで、勝点3奪取の可能性はかなり高く感じられていた。
 
 しかし序盤から、ジェノアは躍動感溢れるプレーでミランに襲いかかってきた。主力選手の出場停止処分などでベストメンバーが組めないハンデを、全選手が相手にプレッシャーをかけ続け、スピーディーかつ効率的な攻撃を仕掛けることで補おうとした。
 
 攻守でコンパクトさに欠け、選手間にスペースが空きがちなミランは、ここを突かれてジェノアに幅広くスピーディーな攻撃を許し、幾度も危険な位置でFKを与えてしまう。そして10分、ブレリム・ジェマイリの蹴ったボールが壁に当たってコースが変わり、先制点を与えてしまった。
 
 その後もジェノアは全ポジションでミランにプレッシャーをかけ続け、ボールを奪うやいなや、FWが、サイドプレーヤーが、ドリブルや長短のパス(共通するのはスピーディーだということだ)を駆使して、効果的なプレーを展開していく。
 
 特に攻撃陣のプレッシングは見事で、再三ミランDF陣のパスをカットしたり、ミスを誘発。このプレーから、42分にミランのCBアレッシオ・ロマニョーリはジェノアの好機を手で妨げたことにより、2度目の警告を受けてピッチを強制退去させられた。
 
 10人になったミランは、しかし一方的に守勢に立たされることはなく、むしろ前半よりも攻撃で可能性を示した。ジェノアのプレッシャーが時間とともに緩くなったこともあったが、前半には見られなかった選手間の繋がりが感じられるようになったのである。
 
 しかし、シニシャ・ミハイロビッチ監督が後半にカルロス・バッカ、ユライ・クツカを投入し、点を取りに行くという明確なメッセージを発したものの、ミランは勝利に執着するジェノアの守備陣に跳ね返され、ミランは指揮官の指示を完遂できなかった。
 
 ジェノアの全員守備に攻撃を封じられ、相手の攻撃に対しては対応しきれなかったミラン。再三ピンチを迎え、そこで与えたセットプレーから失点、反撃しようと前に出ればカウンターを食らい、DFが抗しきれずにファウルを連発、そして退場、数的不利で常にリスクを負ってのプレー……悪循環に陥った。

本田に代わってトップ下を務めたボナベントゥーラは、トップ下らしいプレーを見せたが、攻撃陣は最後まで1点を奪えなかった。 (C) Getty Images

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