「トリッピアーとのマッチアップを制したのは自信になった?」との問いには…
筆者が印象に残っているのは、試合後の一コマだった。試合終了のホイッスルが鳴ると、三笘は近くにいた味方選手とタッチ。その後、マッチアップしたトリッピアーの元へ歩み寄り、握手を交わしてお互いの健闘を称え合っていた。
「トリッピアーとのマッチアップを制したのは自信になったのでは?」。そう尋ねてみると、ここでも謙虚な姿勢を崩さなかった。
「(トリッピアーは)前半すごく日差しが強い側でやっていて、相当疲れていたと思う。その状態なら自分が勝たないといけないと思っているので。コンディションの差もあったと思いますけど、そういったところでも抜けたっていうのは一つ収穫かなと思っています」
現状は左ウイングバックの2番手である。レギュラーはベルギー代表MFのレアンドロ・トロサールで、柔らかいボールタッチと高いシュート精度が武器だ。一方の三笘は、まだ戦術理解などで適応段階にあるため、今後もしばらくは試合の流れを変えたい時の「ジョーカー」として起用される試合が多そうだ。
「トリッピアーとのマッチアップを制したのは自信になったのでは?」。そう尋ねてみると、ここでも謙虚な姿勢を崩さなかった。
「(トリッピアーは)前半すごく日差しが強い側でやっていて、相当疲れていたと思う。その状態なら自分が勝たないといけないと思っているので。コンディションの差もあったと思いますけど、そういったところでも抜けたっていうのは一つ収穫かなと思っています」
現状は左ウイングバックの2番手である。レギュラーはベルギー代表MFのレアンドロ・トロサールで、柔らかいボールタッチと高いシュート精度が武器だ。一方の三笘は、まだ戦術理解などで適応段階にあるため、今後もしばらくは試合の流れを変えたい時の「ジョーカー」として起用される試合が多そうだ。
そして、もう一つ地元メディアで指摘されているのが守備だ。1対1の守備でトロサールに軍配が上がるとの声があるが、ニューカッスル戦の終盤に三笘が相手に激しく寄せていき、ボールを奪い取るシーンがあった。
この場面については、「守備ができないと思われているのが現状ですが、僕はそういう風には思っていない。そこをどんどん見せていかないとなと思っています」とし、守備もきっちりこなしてアピールしていきたいと力を込めていた。
取材を終えてブライトンの本拠地アメックス・スタジアムから列車に乗ると、隣の席にいたホームサポーターが三笘の話題を口にしていた。決定機を作ったドリブル突破や仕掛けは、サポーターにも強烈なインパクトを残したようだ。1年前の移籍決定時はほぼ無名の存在だったが、Mitomaの名はブライトンで急速に広まっている。
ブライトンは21日にプレミアリーグのウェストハム戦、24日にリーグカップのフォレスト・グリーン・ローバーズ(英3部)と敵地での連戦が続く。中2日で戦うリーグ杯はローテーションを行なうと見られ、三笘が初先発する可能性が高そうだ。
三笘は「連戦に入ってくるので、そういうところで出番があればチャンスかなと思っています。コンディションを落とさないで、怪我をしないことが第一かなと。もちろんどの試合も先発は狙っているので、練習からアピールしていくだけです」と気持ちを高めていた。
取材・文●田嶋コウスケ
【PHOTO】2022年夏に欧州で新天地を求めたサムライたち
この場面については、「守備ができないと思われているのが現状ですが、僕はそういう風には思っていない。そこをどんどん見せていかないとなと思っています」とし、守備もきっちりこなしてアピールしていきたいと力を込めていた。
取材を終えてブライトンの本拠地アメックス・スタジアムから列車に乗ると、隣の席にいたホームサポーターが三笘の話題を口にしていた。決定機を作ったドリブル突破や仕掛けは、サポーターにも強烈なインパクトを残したようだ。1年前の移籍決定時はほぼ無名の存在だったが、Mitomaの名はブライトンで急速に広まっている。
ブライトンは21日にプレミアリーグのウェストハム戦、24日にリーグカップのフォレスト・グリーン・ローバーズ(英3部)と敵地での連戦が続く。中2日で戦うリーグ杯はローテーションを行なうと見られ、三笘が初先発する可能性が高そうだ。
三笘は「連戦に入ってくるので、そういうところで出番があればチャンスかなと思っています。コンディションを落とさないで、怪我をしないことが第一かなと。もちろんどの試合も先発は狙っているので、練習からアピールしていくだけです」と気持ちを高めていた。
取材・文●田嶋コウスケ
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