途中出場で決定機を演出し観客を沸かす
ブライトンの三笘薫がプレミアデビューを飾った。
8月13日にホームで行われたプレミアリーグ第2節のニューカッスル戦で、74分から3−4−3の左ウイングバックとして途中出場した。
投入時のスコアは0−0。ブライトンが押し込む展開のなか、チームとしてもゴールの欲しい状況でピッチに入った。本人は自分自身に集中して緊張することもなかったといい、「仕掛けるところと、ゴール前に入っていくこと」を意識していたという。
アップ中に注視していたのが、対峙する選手の特徴だった。自身のプレーエリアである左サイド、つまり相手右サイドの選手の動きを観察し、突破のイメージを膨らませていた。
投入直後はなかなかパスが入らず、「そこは苦しかった」と漏らす。しかし投入から6分後、GKからのロングパスを胸でトラップ。ボールを宙に浮かせてイングランド代表DFキーラン・トリッピアーをかわすと、この試合がホーム初戦となったブライトンサポーターを立ち上がらせた。
さらに、日本代表MFが魅せる。
トリッピアーにマークにつかれた状況から、ドリブルを開始。守備に定評のある名手を交わしてクロスボールを入れ、ドイツ人MFパスカル・グロスに決定機をもたらした。シュートは枠を外れたが、この試合最大の決定的なチャンスを作った。
その他でも、相手2選手の間を抜くスルーパスを入れたり、こぼれ球を拾ってクロスボールを供給したりと、チームに勢いを与え続けた。試合が0−0で終わると、両手を大きく叩いて悔しそうなジェスチャーを見せていたが、ブライトンの攻撃にスイッチを入れる役割を果たした。
【動画】「速くて正確」「凄まじいドリブル」現地サポーターも驚愕!三笘薫の“決定機演出シーン”3連発
8月13日にホームで行われたプレミアリーグ第2節のニューカッスル戦で、74分から3−4−3の左ウイングバックとして途中出場した。
投入時のスコアは0−0。ブライトンが押し込む展開のなか、チームとしてもゴールの欲しい状況でピッチに入った。本人は自分自身に集中して緊張することもなかったといい、「仕掛けるところと、ゴール前に入っていくこと」を意識していたという。
アップ中に注視していたのが、対峙する選手の特徴だった。自身のプレーエリアである左サイド、つまり相手右サイドの選手の動きを観察し、突破のイメージを膨らませていた。
投入直後はなかなかパスが入らず、「そこは苦しかった」と漏らす。しかし投入から6分後、GKからのロングパスを胸でトラップ。ボールを宙に浮かせてイングランド代表DFキーラン・トリッピアーをかわすと、この試合がホーム初戦となったブライトンサポーターを立ち上がらせた。
さらに、日本代表MFが魅せる。
トリッピアーにマークにつかれた状況から、ドリブルを開始。守備に定評のある名手を交わしてクロスボールを入れ、ドイツ人MFパスカル・グロスに決定機をもたらした。シュートは枠を外れたが、この試合最大の決定的なチャンスを作った。
その他でも、相手2選手の間を抜くスルーパスを入れたり、こぼれ球を拾ってクロスボールを供給したりと、チームに勢いを与え続けた。試合が0−0で終わると、両手を大きく叩いて悔しそうなジェスチャーを見せていたが、ブライトンの攻撃にスイッチを入れる役割を果たした。
【動画】「速くて正確」「凄まじいドリブル」現地サポーターも驚愕!三笘薫の“決定機演出シーン”3連発
世界最高峰のプレミアリーグでプレーすることを「夢だった」と語っていた三笘は試合後、静かにデビュー戦を振り返った。
「一つは夢が叶ったんで、そこはうれしいです。でも結果、チームが勝てなかったんでそこは悔しいですね。入りやすいシチュエーションでしたし、なかなかボールが来なかったんでそこは苦しかったですけど、一つチャンスはつくれた。そこをどんどん、どんどん出していくのが求められるかなと思います。どういうプレーヤーかサポーターの皆さんに見せられた。コーチ、監督にもできるというところを少しは見せられたので、これからどれだけ結果を出せるか。もっともっと長い時間になったときに結果を出さないといけないなと思っています」
プレミアリーグでデビューしたうれしさと、チームを勝利に導けなかった悔しさ。どちらのほうが大きいかと聞いてみると、悔しさのほうがはるかに強かったという。
「引き分けで終わるような試合ではなかったので。もう少し出たかったというのが本音ですけど、こういうプレーを続けていき、もっともっと信頼を得られるようにしないといけないと思っています。監督は(選手交代のタイミングで様子を)見るところがあるので、本当にこういう少ない時間でどんどん、どんどんやっていかないと交代も次の選手に移っていくだけなので。毎回が勝負かなと思っています」
「一つは夢が叶ったんで、そこはうれしいです。でも結果、チームが勝てなかったんでそこは悔しいですね。入りやすいシチュエーションでしたし、なかなかボールが来なかったんでそこは苦しかったですけど、一つチャンスはつくれた。そこをどんどん、どんどん出していくのが求められるかなと思います。どういうプレーヤーかサポーターの皆さんに見せられた。コーチ、監督にもできるというところを少しは見せられたので、これからどれだけ結果を出せるか。もっともっと長い時間になったときに結果を出さないといけないなと思っています」
プレミアリーグでデビューしたうれしさと、チームを勝利に導けなかった悔しさ。どちらのほうが大きいかと聞いてみると、悔しさのほうがはるかに強かったという。
「引き分けで終わるような試合ではなかったので。もう少し出たかったというのが本音ですけど、こういうプレーを続けていき、もっともっと信頼を得られるようにしないといけないと思っています。監督は(選手交代のタイミングで様子を)見るところがあるので、本当にこういう少ない時間でどんどん、どんどんやっていかないと交代も次の選手に移っていくだけなので。毎回が勝負かなと思っています」