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【バイタルエリアの仕事人】Vol.18 瀬川祐輔|選択肢が増えたことで実現した“ダブルループ”。守備のスイッチ“ON”は得意

カテゴリ:連載・コラム

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年07月31日

予測と走り出し、事前の声がけで守備に貢献

守備での貢献度も高い。予測には自信があり「要所で走ることは意識」している。(C)SOCCER DIGEST

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 3-5-2の2トップやサイドボランチで活躍する瀬川は、運動量に定評があり、守備面での貢献度も高い。守備については、どのような意識を持ってプレーしているのか。

――◆――◆――

 走行距離はそれほど長くないと思いますが、要所で走ることは意識しています。また、予測には自信があるので、走り出しを早くしてボールから少し遠くても走るようにしています。

 守備に関して、スイッチを入れるのが得意です。それで、ボールを持っている相手へのアプローチでひっかけたりできるので、走っているように見えるのかも知れません。守備範囲は広いほうだと思います。プレスバックは強めにしています。

 湘南の個人のクオリティを出すのに、一番良いのが前からの守備。智さん(山口監督)も言っていますし、僕もそう思います。なるべく分かりやすく、誰がどの選手にプレッシャーをかけるかというのを、前段階で言うようにしています。

「相手CBが次に隣のCBにパスを出すから、お前が行けよ」といったことを、どれだけ早く言えるか。パスが出てからGOでは遅い。そうではなくて「右にパスが出たらお前」「左ならお前」というところまで。ボールが来る前に言うようにしています。
 
 あとはポジショニング。僕がつくのか、アンカーが相手のボランチまで行くのか。スライドのポジショニングや、マークの受け渡しのタイミング。今の湘南は、誰かが言えば連動できます。

 チームで一歩でも速くボールを奪う絵を描けるようにしているつもりです。これに関しては6月のルヴァンカップのセレッソ大阪戦あたりから整理できるようになりました。

 今はボールの追い方も、いろいろな形を整理できています。状況に合わせて指示を出し、スイッチを入れられるタイミングなら自分が入れます。これも自分の良さだと思います。

 極力コミュニケーションを取るようにしていますし、いつも局面で話すようにはしています。相手を狭い局面に誘導する時は、できるだけ僕が声をかけるようにしています。
 
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