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【バイタルエリアの仕事人】Vol.18 瀬川祐輔|ゴール前での心がけはリラックス「相手のほうが焦っている」

カテゴリ:連載・コラム

野口一郎(サッカーダイジェストWeb編集部)

2022年07月30日

6月のルヴァンカップあたりから徐々にサッカー観が変化

新天地の湘南で主力として活躍する瀬川。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 攻守の重要局面となる「バイタルエリア」で輝く選手たちのサッカー観に迫る連載インタビューシリーズ「バイタルエリアの仕事人」。第18回は、湘南ベルマーレのFW瀬川祐輔だ。

 明治大から2016年にザスパクサツ群馬に加入し、17年に大宮アルディージャに移籍。18年から在籍した柏レイソルではFWとサイドハーフ、時にはSBもできるアタッカーとして活躍した。

 そして今季は湘南に加入。3-5-2の2トップとサイドボランチをこなし、ここまで20試合に出場。主力の地位を確立している。新天地で躍動する28歳は、今シーズンをどのような意気込みで迎えたか。

――◆――◆――

 柏に4年間いて、タイミングや年齢を考えて「違う環境に身を置かなければならない」という覚悟を持って湘南に来ました。周りの選手との違いや結果を出さないといけないと思っていました。

 チームにとけ込むことも大事ですけど、それ以上にサッカーに対しての熱量を今まで以上に増やして、結果にこだわっていこうと。湘南は残留争いしてきたので、チームの順位を上げられるようにしつつ、個人の結果を出すことを目ざしています。

 6月のルヴァンカップ・プレーオフのセレッソ大阪戦あたりから、徐々にサッカー観が変わってきました。
 
 湘南の良いところは、守備も攻撃も11人全員でサッカーができること。前線では今、町野(修斗)や大橋(祐紀)が点を取ってストライカーの役割を担ってくれています。僕も最前線でプレーしたいタイプですけど、前線の選手や周りにいる選手が迷わずプレーができるようにしています。

 頭の中が整理できたというか、チームが90分間うまく戦えるような循環ができるように目を向けだしたというか。結果は今も求め続けています。個人のゴール数が1得点(第22節終了時点)と少ないことを含めて、どん欲に毎試合得点を狙ってはいます。

 だた、チームが勝つことを最優先にする気持ちが、より強くなりました。声をかけながら周りの選手をスムーズにプレーできるようにというのは心がけています。
 
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