• トップ
  • ニュース一覧
  • E-1で示したユニットの強み。“マリノス勢”をカタールでも有効活用するメリットはあるはずだ

E-1で示したユニットの強み。“マリノス勢”をカタールでも有効活用するメリットはあるはずだ

カテゴリ:日本代表

河治良幸

2022年07月28日

セット起用するなら2試合目のコスタリカ戦か

今大会は香港戦、中国戦で先発フル出場の岩田。ボランチほかSBやCB、3バックにも対応するなど複数のポジションをこなせるのも強みだ。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

画像を見る

 アジア予選では昨年のJ1王者である川崎フロンターレに所属、もしくは少し前まで所属していた選手を多く呼び、同時に起用することで、ユニットとしての強みを生かした部分がある。現在も欧州組を含めて“川崎勢”のユニットは有効だが、そこに“マリノス勢”のそれを加えることで、代表チームの連係線がより太くなる期待が高まる。

 もちろん、森保監督の中でベースになる選手はある程度、欧州組を中心に固まっているだろうし、ここからアピール次第で変わりうるのは、メンバーが26人になることで増枠される3人ぐらいかもしれない。しかも、そこが欧州組で当落線上の選手たちで全て埋まる可能性もある。

 ただし、最終メンバーというのは必ずしも実績や実力順に上から選んでいくものではない。バランスだったり、組み合わせ、ジョーカーになりうる特長などを加味して絞り込んでいくわけだ。

 そこで“マリノス勢”のユニットとしてのメリットを考えて、例えば藤田、岩田、西村の3人をセットで加えるといった選択も、短期決戦、しかも今回はこれまで以上に開幕前の準備期間が無いことを考えると、より有効性が高くなる。
 
 その場合、例えばだが、勝点3が必要な2試合目のコスタリカ戦で彼らをセット起用して、遠藤航、守田英正、田中碧、あるいは鎌田大地は1試合目のドイツ戦と3試合目のスペイン戦に集中してもらう。

 ワールドカップはグループステージの3試合、決勝トーナメントは4試合という短期決戦で、相手を驚かせたり、総合力だけではない先鋭的な何かを加えないと、グループステージ突破、さらにその先も難しい。どんなプランにも失敗のリスクは付きものだが、チャレンジャー色が強い今回のワールドカップだけに、オプションのところはチームが特徴付く選考に期待したい。

取材・文●河治良幸

【PHOTO】運命の日韓戦!選手を後押しする日本代表サポーターを特集!

【E-1選手権PHOTO】日本3ー0韓国|「国内組」森保ジャパン3発快勝で9年ぶりE-1制覇!韓国に3年前の雪辱晴らす勝利

【PHOTO】国内組の意地を見せE-1優勝!笑顔爆発のサムライブルーを大特集!
 
【関連記事】
「森保さんはだいぶ頭に残っていると思う」内田篤人が賞賛した“E-1で最もアピールした選手”は?「素晴らしかった」
「韓日戦でなぜ燃えない!」日本に惨敗した韓国代表の“意外な変化”に母国メディアが危機感!「我々の優位性は消え去った」
「豊田の大炎上!」日本戦で0-3惨敗の韓国代表に母国メディアが怒り心頭!「枠内シュート1本の屈辱よ」
「日本を相手に戦う気があるのか?」森保ジャパンにまた0-3惨敗の韓国代表にファン怒り!「レベルが低すぎる」
「普通では終わらない」7.30横浜vs.鹿島。伝統の一戦を2人の“8番”はどう展望するか「クオリティの高いゲームに」

サッカーダイジェストTV

詳細を見る

 動画をもっと見る

Facebookでコメント

サッカーダイジェストの最新号

  • 週刊サッカーダイジェスト 王国の誇りを胸に
    4月10日発売
    サッカー王国復活へ
    清水エスパルス
    3年ぶりのJ1で異彩を放つ
    オレンジ戦士たちの真髄
    詳細はこちら

  • ワールドサッカーダイジェスト 特別企画
    5月1日発売
    プレミアリーグ
    スター★100人物語
    絆、ルーツ、感動秘話など
    百人百通りのドラマがここに!
    詳細はこちら

  • 高校サッカーダイジェスト 完全保存版
    1月17日発売
    第103回全国高校サッカー選手権
    決戦速報号
    前橋育英が7年ぶりの戴冠
    全47試合&活躍選手を詳報!
    詳細はこちら

>>広告掲載のお問合せ

ページトップへ