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【総体】優勝候補同士が激突する準々決勝を展望! タレント集団・昌平を相手に大津は4年前のリベンジを果たせるか。セットプレーの攻防に注目!

カテゴリ:高校・ユース・その他

松尾祐希

2022年07月27日

昌平の破壊力は今大会屈指のレベル

 一方の昌平は攻撃陣にタレントを揃えており、破壊力は今大会屈指のレベル。右サイドに陣取る荒井を筆頭に、左サイドハーフの篠田翼(3年)やトップ下の長準喜(2年)は個人技で打開する術を持っており、得点力も兼ね備えている。

 実際に篠田と荒井は日章学園(〇6-2)との3回戦で2ゴールずつ奪うなど、全国の舞台でもその能力をいかんなく発揮しているのは心強い。また、土谷飛雅(2年)と佐藤海空斗(3年)のボランチコンビも補完性抜群。前者は高精度のキックでゲームを組み立て、後者はフィジカルを生かしたボール奪取で最終ラインの前に立ちはだかる。

 最終ラインもタレント揃いで、キャプテンのCB津久井佳祐(3年)とU-17日本代表候補のCB石川穂高(2年)はビルドアップ能力に長けており、最後尾のGK上林真斗(3年)もサイズを生かした守りでゴールに鍵を掛ける。

 攻守に隙はなく、実際に今季はリーグ戦でも好調をキープしてきた。U-18高円宮杯プリンスリーグ関東では現在首位を走っており、Jユース勢を圧倒する試合も珍しくない。経験値も高まっており、初の日本一も現実的な目標として捉えている。
 
 両雄の力は全くの互角で、ひとつのミスが命取りになる戦いになるはず。そこで勝負を分けるポイントになりそうなのが、セットプレーの攻防だ。

 今季の昌平はセットプレーを武器にしている。右利きの土谷と左利きの荒井というふたりのキッカーはハイレベル。CKでは、ニアサイドを守るDFを越えて落とすボールを蹴り込み、ゴールをお膳立てするシーンは多い。昌平のストロングポイントを大津がどう封じるか。187センチの碇、188センチの五嶋、191センチの小林がいて、高さでは昌平を上回っている。彼らを軸に失点を防げれば、大津の勝利がグッと近づいてくるはずだ。

 注目の一戦は7月28日に9時15分キックオフを迎える。今大会の行方を左右する大一番から目が離せない。

取材・文●松尾祐希(フリーライター)

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