FW
7 キリアン・エンバペ 6.5(HT OUT)
中央から左サイドに流れての仕掛けは迫力満点。川崎のGKチョン・ソンリョンが好セーブに遭い、無得点だったものの、両チームトップとなる4本のシュートを放った。
10 ネイマール 5.5(HT OUT)
メッシとのコンビネーションを活かしてアタッキングサードへボールを運ぶもゴールに結びつかず。運動力が少なく、コンディションが整うのはまだ先か。前半でお役御免となった。
MAN OF THE MATCH
30 リオネル・メッシ 7(62分OUT)
利き足とは逆の右足で先制ゴール。2点目もアシストしたベルナトとのワンツーが起点に。62分にサラビアと交代するまで、攻撃のキーマンとして際立ったパフォーマンスを披露した。
メッシ、エムバペ、ネイマールの評価は?
交代出場
DF
14 ファン・ベルナト 6(HT IN)
メンデスに代わって出場。62分にマルキーニョスが交代してからはキャプテンマークを巻いた。メッシとのワンツーでニアサイドを攻略するとグラウンダーのクロスで2点目をアシスト。
DF
22 アブドゥ・ディアロ 5.5(HT IN)
後半頭から出場。大きなミスもなく、持ち前の安定した守備を披露。
MF
28 ジュニオール・ディナ・エビンベ 5.5(HT IN)
ハキミに代わって右WBで出場。本職はセントラルMFだが、問題なくプレー。サイドで精力的に上下動を繰り返した。
FW
19 パブロ・サラビア 5.5(HT IN)
前線のマルチロールは、広範囲に動いてボールを引き出し、攻撃にアクセントを付けた。57分のボレーシュートは、ミートし切れず枠外へ。
FW
29 アルノー・カリムエンド 6(HT IN)
左サイドから積極的に仕掛け続けた。ベルナトのクロスに飛び込み、チーム2点目を挙げるなどコンディションは上々だ。
GK
16 セルヒオ・リコ 5.5(62分IN)
ドンナルンマと交代でピッチへ。84分の失点シーンに大きな責任はなし。川崎に同点ゴールを許さなかった。
DF
24 ティロ・ケーラー 5.5(62分IN)
右CBで出場。この試合で再三狙われていた背後のスペースもスピードでカバーして見せた。
MF
15 ダニーロ・ペレイラ 4.5(62分IN)
マルキーニョスに代わって3バックの中央で出場。失点シーンではボールウォッチャーで、山村をフリーにしてしまったのは大きなマイナス査定だ。
MF
33 ワレン・ザイール=エムリ 5.5(62分IN)
弱冠16歳の大器が、ヴィチーニャに代わってピッチへ。タッチラインを割りそうなボールをスライディングで味方につなげたりと、熱のこもったプレーを見せた。
FW
9 マウロ・イカルディ 5.5(62分IN)
サラビアのスルーパスで抜け出してシュートを放つなど見せ場は作ったが、運動量が少なく、淡白なプレーも散見された。
監督
クリストフ・ガルティエ 6
監督就任から2週間余りと限られた準備期間で、戦術理解度を高めてきた3-5-2で試合に臨んだ。攻撃が機能した半面、カウンターから何度もピンチを招いた守備は課題が残る。今後の試合も考慮し、62分までにゲイエ以外のスタメンを総取っ替え。終盤に1点を返されたものの川崎の反撃を防ぎ切り、勝利を手にした。
文●ワールドサッカーダイジェスト編集部
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定したこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
【PHOTO】パリSG2-1川崎|メッシの先制弾などでパリSGが日本ツアー初戦に勝利!川崎は終盤に1点返すも及ばず