700人以上に感謝の返信。「良い節目になりました。でも、次はもうできません」
――そういえば、8月13日以降、ツイッターで「代表選出おめでとう」というメッセージをくれたファン計704人に、遠藤選手から直接お礼の返事を書いていましたね。
「最初はU-19代表に選ばれた時に初めて、コメントをくださったサポーターに返事をしたんです。その時は10人いるかいないかだったんです。だから今回も久しぶりに返してみようかなと思ったら、すごい数のメッセージをいただいて……。でも途中で辞めるのも申し訳ないので、ずっと返していました」
――この春、村上春樹さんが3万人からのメールをすべて読んで3か月間で約3000人に返事を書いたそうで、「日々千本ノック状態」と表現していました。2日間で700人とは、村上春樹さんもきっと絶句するはずです。
「それも100人ぐらいに返事を書いた時に新聞に記事が出て、一気に増えてしまったんですよ。嬉しいんですけれども、ちょっと大々的になってしまって……。ファンの皆さんのことを考えると、ちょっとそっとしておいてほしかったなと思いました」
――さすがに今後も引き続き返事をするのは厳しいですね。
「メッセージをいただけるのはとても励みになるんですけど、次はさすがにもうできないです。そのことはサッカーダイジェストを通じて、皆さんにお伝えしてください(笑)」
――遠藤選手から直接メッセージが来るなんて、ファンからしたら感動ものです。そう考えたら初代表はひとつの区切りになりましたね。
「湘南からのA代表選出は久々でしたし、ファンの皆さんが喜んでくれて、僕も嬉しかったです。そのツイッターも含めて、良い節目になったと思います」
――帰国後、曺監督からの評価は?
「帰国直後に清水戦が迫っていたので『いけるか、いけないか』という、その確認が優先されました。中国にいた時から湘南のトレーナーとはコンディションに関する情報交換をしていて、『全試合出ても、エスパルス戦は行けます』と言っていましたが、実際にすぐ状態を細かくチェックしたうえで、清水戦に備えました。それから曺さんも『代表での経験を1日も早くチームに還元してほしい』と言ってくれました。それだけに清水戦を勝利で飾れて、得られたものは多かったです」
――A代表デビューを飾り、さっそく3試合フル出場したとあって、3年後のロシア・ワールドカップへの想いは一段と強まったのでは?
「次のワールドカップに出場したいとはずっと思っていたことで、そこは目標として捉えています。とはいえまだ先の話なので、まず欧州組を含めたA代表に入ること、それにワールドカップの予選に出ることが次の目標。さらにはリオ五輪の最終予選で勝つこと、そしてリオ五輪本大会で結果を残すこと。やるべきことは数多くあり、その結果、ロシア・ワールドカップにつなげられるようにと思っています」
――今参考にしている海外の選手はいます?
「マスチェラーノ選手(現バルセロナ)のボールの奪い方は巧いと思います。CBやボランチの選手のプレーはちょっと注目して観ますが、特定の誰かをチェックしているわけではないです」
――バイエルンのラームはSB、ウイングバック、ボランチをこなし、しかも主将もしていて、遠藤選手との共通点は多いですが?
「曺さんは『お前はラームみたいな選手になれ』と言ってくれたこともありました。あのユーティリティ性は参考になりますね」
「最初はU-19代表に選ばれた時に初めて、コメントをくださったサポーターに返事をしたんです。その時は10人いるかいないかだったんです。だから今回も久しぶりに返してみようかなと思ったら、すごい数のメッセージをいただいて……。でも途中で辞めるのも申し訳ないので、ずっと返していました」
――この春、村上春樹さんが3万人からのメールをすべて読んで3か月間で約3000人に返事を書いたそうで、「日々千本ノック状態」と表現していました。2日間で700人とは、村上春樹さんもきっと絶句するはずです。
「それも100人ぐらいに返事を書いた時に新聞に記事が出て、一気に増えてしまったんですよ。嬉しいんですけれども、ちょっと大々的になってしまって……。ファンの皆さんのことを考えると、ちょっとそっとしておいてほしかったなと思いました」
――さすがに今後も引き続き返事をするのは厳しいですね。
「メッセージをいただけるのはとても励みになるんですけど、次はさすがにもうできないです。そのことはサッカーダイジェストを通じて、皆さんにお伝えしてください(笑)」
――遠藤選手から直接メッセージが来るなんて、ファンからしたら感動ものです。そう考えたら初代表はひとつの区切りになりましたね。
「湘南からのA代表選出は久々でしたし、ファンの皆さんが喜んでくれて、僕も嬉しかったです。そのツイッターも含めて、良い節目になったと思います」
――帰国後、曺監督からの評価は?
「帰国直後に清水戦が迫っていたので『いけるか、いけないか』という、その確認が優先されました。中国にいた時から湘南のトレーナーとはコンディションに関する情報交換をしていて、『全試合出ても、エスパルス戦は行けます』と言っていましたが、実際にすぐ状態を細かくチェックしたうえで、清水戦に備えました。それから曺さんも『代表での経験を1日も早くチームに還元してほしい』と言ってくれました。それだけに清水戦を勝利で飾れて、得られたものは多かったです」
――A代表デビューを飾り、さっそく3試合フル出場したとあって、3年後のロシア・ワールドカップへの想いは一段と強まったのでは?
「次のワールドカップに出場したいとはずっと思っていたことで、そこは目標として捉えています。とはいえまだ先の話なので、まず欧州組を含めたA代表に入ること、それにワールドカップの予選に出ることが次の目標。さらにはリオ五輪の最終予選で勝つこと、そしてリオ五輪本大会で結果を残すこと。やるべきことは数多くあり、その結果、ロシア・ワールドカップにつなげられるようにと思っています」
――今参考にしている海外の選手はいます?
「マスチェラーノ選手(現バルセロナ)のボールの奪い方は巧いと思います。CBやボランチの選手のプレーはちょっと注目して観ますが、特定の誰かをチェックしているわけではないです」
――バイエルンのラームはSB、ウイングバック、ボランチをこなし、しかも主将もしていて、遠藤選手との共通点は多いですが?
「曺さんは『お前はラームみたいな選手になれ』と言ってくれたこともありました。あのユーティリティ性は参考になりますね」