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【日本代表|エリア別検証】香川との相性は、武藤や宇佐美より原口が上。最前線の岡崎は「微妙」のひと言

カテゴリ:日本代表

白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

2015年09月09日

“協調性”と“エゴ”を使い分けた原口は、安定したパフォーマンスを披露。

長友のサポートもあり、原口(8番)は比較的自由にプレー。ドリブルで果敢にチャレンジし、香川や長友とのトライアングルも意識した動きで攻撃の起点となった。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

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【左サイド|香川との相性は、武藤や宇佐美よりも原口が上】
 
 現体制下で初スタメンを飾った原口は、左ウイングで良い働きをした。強引な仕掛けもあったとはいえ、試合を通して安定感は目を見張るものがあった。
 
 トップ下の香川、左SBの長友とのトライアングルを意識した動きで攻撃の起点となるだけでなく、ドリブルで仕掛けられる局面では果敢にチャレンジするなど“協調性”と“エゴ”を使い分けていたように見えた。
 
 香川の2点目(49分)にも、彼に縦へのスペースを与えたという意味で原口は貢献している。香川との相性では、現時点で宇佐美や武藤よりも上だろう。
 
 原口が戦術に縛られずある程度自由にプレーできたのは、長友のおかげでもある。「(原口)元気には好きなようにやれ」と言った左SBが、なによりバランスを重視していたのは次のコメントからも分かる。
 
「全体を見ながら、ここは上がるべきところなのか、カウンターをケアすべきところなのかを判断するようにしています。僕も一応いろいろ経験を積ませてもらっているので。そろそろ29歳になるし、イケイケだけではダメですからね(笑)」(長友)
 
 もっとも、この1試合だけで左ウイングのレギュラーが原口に確定とは言い切れない。本田が言うように「シリア戦までずっと代表で活躍するわけではない」のだから、アフガニスタン戦でのイメージを持ったまま次のシリア戦も戦えるかが重要になる。
 
 同サイドのボランチ・山口が左サイドに張って出るような場面は限られた。おそらくサイドに関しては、ウイング、トップ下、SBと3選手の連係が鍵になるだろう。
 
 一方の守備面で少し気になったのは、長友が自陣でファウルを取られていた点だ。正当なチャージも反則になっていたように見えただけに、“中東の笛”には十分に警戒が必要だ。
 
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