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エスパルス内定の齊藤聖七、底なしの“清水愛”「一刻も早くオレンジのユニホームを着て、プレーしたい」【独占インタビュー】

カテゴリ:大学

安藤隆人

2022年06月02日

「大好きな清水の太陽に照らされながらプレーしたい」

清水ユースでは1年時から出番を掴み、3年時には主将としてチームをけん引。18年にはクラブユース選手権優勝の原動力に。写真:安藤隆人

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 小学校時代、Jクラブの下部組織は雲の上の存在だった。小6の時は横浜F・マリノスのジュニアユースのセレクションに挑戦するも落選。さらに他の神奈川の強豪町クラブのセレクションすらもことごとく落選し、完全に自信を失った。

 そして、やっとの思いで加入したFCパルピターレで運命の出会いを果たすことができた。FCパルピターレは明治大サッカー部の栗田大輔監督が代表を務めるクラブで、そこで多くのものを吸収できた。チームとしてはJクラブや街クラブの分厚い壁の前に結果を残せなかったが、そこでサッカーを存分に楽しんだ齊藤は、清水出身の栗田監督の繋がりもあり、清水ユースのセレクションを受けることになったのだった。

「Jクラブをことごとく落とされた僕が、初めて合格をもらいました。それが本当に嬉しかったし、最初に清水の三保グラウンドに見学に行った時に、空がすごく青くて綺麗で、海沿いの風景に心から感動したんです。

 気候も穏やかで、『この街、なんか好き』となったんです。帰りに親とエスパルスドリームプラザに寄ったのですが、街の中にエスパルスを全面に押し出した商業施設があること自体に驚いたし、1階の出店が並ぶところで店のおばちゃんに『来年から清水に住むんです』と言ったら、『なんで?』と言われて、『エスパルスのユースに入ります』と言ったら、『エスパルスに!?応援しなきゃいけないね!』と満面の笑みで言われて、本当優しい気持ちを感じました。

 サッカーを愛する地元の人たちに惚れて、清水という街に惚れて、エスパルスというクラブに惚れて、穏やかな気候に惚れて……。全てが素晴らしくて、僕の劣等感すら包んでくれるような場所だなと。『俺の居場所はここだ』と思えたんです」
 
 清水ユースでの日々は刺激的だった。高1の時、初めてIAIスタジアムにトップチームの応援に行った時も、心が震えた。

「スタンドから綺麗な清水港と富士山がくっきりと見えるし、太陽の日差しがピッチ上によく当たって、その太陽の光に照らされたオレンジってめちゃくちゃ輝くんですよ。綺麗な芝生のピッチに、太陽に照らされたオレンジの戦士たちがプレーする。それがめちゃくちゃかっこよくて、キラキラして眩しいんです。

 さらにスタンドもオレンジ一色で、あの独特で耳に残るサンバのリズムの中に包まれて……。もう一刻も早くここでオレンジのユニホームを着て、大好きな清水の太陽に照らされながらプレーしたいって思ったんです」
 
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