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【パラグアイ戦のスタメン予想】主要メンバーは4日後のブラジル戦へ?鎌田大地、久保建英らにチャンス到来か

カテゴリ:日本代表

サッカーダイジェスト編集部

2022年06月02日

システムは読めない

4-3-3の場合の予想スタメン。中盤をどう構成するか。

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 今年11月末に開催されるカタール・ワールドカップに向けた準備として森保ジャパンは6月2日、キリンチャレンジカップのパラグアイ戦(札幌ドーム/19時キックオフ)へ臨む。

 4つの強化試合が組まれたいわゆる“6月シリーズ”の初戦だ。パラグアイ戦の後には、6月6日にブラジル戦(国立競技場)、6月10日にガーナ戦(ノエビアスタジアム神戸)、6月14日にチリ戦もしくはチュニジア戦(パナソニックスタジアム吹田)が控える。

 森保一監督はパラグアイ戦の前日会見で、6月シリーズに関しては「できるだけ多くの選手を使いたい」と当初の意向を改めて口にし、「ブラジル戦(6日)にこれまでの(ワールドカップ・アジア)最終予選を戦ってきた軸になる選手を起用しようと思っています」と説明。指揮官のその言葉を信じるなら、パラグアイ戦はこれまで出場機会が限られた選手に出番が回ってくるはずだ。

 ただ28人の招集メンバーのうち、冨安健洋、守田英正は別メニュー調整を続け、菅原由勢は所属クラブで痛めた箇所の検査で前日練習を欠席。さらに南野拓実、柴崎岳は前々日の5月31日夜に札幌入り。彼らに加え、6月1日には元気な姿を見せた久保建英も、31日の練習で足を痛める場面があった。
 

前日練習の様子。パラグアイ戦ではどんな収穫を得られるか。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 久保は心配不要なのかもしれないが、彼らに無理をさせないと考えた場合、読めないのがシステムだ。ワールドカップのアジア最終予選では土俵際に追い詰められた第4戦のオーストラリア戦から4-3-3(4-1-4-1)を採用。中盤はアンカーの遠藤航、インサイドハーフの田中碧、守田英正のトライアングルが“鉄板”だったが、その一角を担う守田が欠場となれば、所属先でインサイドハーフを務め、レギュラー奪取に燃える原口元気が先発するか。

 もしくはフランクフルトでヨーロッパリーグ制覇を果たし、代表復帰した鎌田大地をインサイドハーフで試す手もあるだろう。もっとも彼を生かすのであれば、森保ジャパンが発足から愛用した4-2-3-1で、トップ下に入れる形がベターに映る。

 森保監督は「システムは人がいないから、変えるのではなく、違った形を試そうと思った時には状況を見てやっていきたいです。チームのミーティングの中では、4-1-4-1(4-3-3)、4-2-3-1、3バックも含めて色んな可能性を含めて話しています。状況をみてやっていきたいと思います」と語っているが、果たしてどんな選択をするか。

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