「この現状をちゃんと認識しながら経営をしていくべきだと考えています」(岩本)
『キャプテン翼』をきっかけにリアルなサッカーで結びついた南葛SCとKLab株式会社。関東サッカーリーグ1部で戦う現時点で思うこととは――。
藤好 「南葛」という名を背負うからには、強くなってくれないと……、とは純粋に思っていましたが、気付けば関東1部まで来ました。
岩本 今シーズンに関してはまだ1勝もしていないので(5月28日時点で、3分3敗)、偉そうなことは言えません。ただ、対戦チームの強度がすごく高いことは想定できていました。どのチームもJFLやJ3にいてもおかしくない強度を持っていますから。その中で例年より自分たちのスタイルが出せている、とは感じています。あとは結果だけ。スタイルを出し続けて、いかに勝点3に結びつけるか。新加入のメンバーも多い中、どうアジャストしていくか。結果が出ていない一方で手応えもあるので、まだ焦りのようなものは感じていません。
藤好 有名な選手が続々と南葛SCに入ってくれることは、すごく嬉しく感じています。有名、有力な選手が集まりやすい状況に南葛SCはあるという点はとても興味深いです。
岩本 南葛SCの規模が拡大しているのは実感するところです。4月10日のホーム開幕戦(ジョイフル本田つくばFC戦)には1500人の観客が入りました。有観客が認められた今シーズンは、まだコロナ禍の影響もあり観戦には事前登録が必要なのですが、5月1日のホーム2戦目(栃木シティフットボールクラブ)には登録が2000人を越えました。あいにくひどい雨天だったので実際にはそこまで入らなかったのですが、J3参入条件のひとつである「平均入場者数2000人超」を現時点で見通せるようになったことに手応えを感じています。
藤好 岩本さんが推進している、選手たちをチームで雇って仕事をしてキャリアを形成していく取り組みもおもしろいな、と感じています。
岩本 選手社員は今21名になりました。株式会社南葛SC自体は社員が約30名になって、一気に規模が拡大してきました。
藤好 ゲームの開発チームにもサッカー経験者がいますし、南葛SCの試合を観に行かせていただいています。やはり、自分たちの会社のロゴが入ったユニフォームを選手やサポーターのみなさんが着ているのを見ると、気持ちが全然変わってきますね。チームの一員として支えているという実感が湧きます。自分たちでも、どうゲームから南葛SCを知ってもらうか、しっかり伝えないと、と考えるんです。世界中で多くのユーザーに遊んでもらっているので、海外にも教えたい。この先、南葛SCが将来的に世界的なチームになることを目指しているのなら、決して大袈裟な話ではないんです。関東1部リーグの今からでも、ゲームを通して知ってもらえるきっかけを作っていきたいと考えています。
藤好 「南葛」という名を背負うからには、強くなってくれないと……、とは純粋に思っていましたが、気付けば関東1部まで来ました。
岩本 今シーズンに関してはまだ1勝もしていないので(5月28日時点で、3分3敗)、偉そうなことは言えません。ただ、対戦チームの強度がすごく高いことは想定できていました。どのチームもJFLやJ3にいてもおかしくない強度を持っていますから。その中で例年より自分たちのスタイルが出せている、とは感じています。あとは結果だけ。スタイルを出し続けて、いかに勝点3に結びつけるか。新加入のメンバーも多い中、どうアジャストしていくか。結果が出ていない一方で手応えもあるので、まだ焦りのようなものは感じていません。
藤好 有名な選手が続々と南葛SCに入ってくれることは、すごく嬉しく感じています。有名、有力な選手が集まりやすい状況に南葛SCはあるという点はとても興味深いです。
岩本 南葛SCの規模が拡大しているのは実感するところです。4月10日のホーム開幕戦(ジョイフル本田つくばFC戦)には1500人の観客が入りました。有観客が認められた今シーズンは、まだコロナ禍の影響もあり観戦には事前登録が必要なのですが、5月1日のホーム2戦目(栃木シティフットボールクラブ)には登録が2000人を越えました。あいにくひどい雨天だったので実際にはそこまで入らなかったのですが、J3参入条件のひとつである「平均入場者数2000人超」を現時点で見通せるようになったことに手応えを感じています。
藤好 岩本さんが推進している、選手たちをチームで雇って仕事をしてキャリアを形成していく取り組みもおもしろいな、と感じています。
岩本 選手社員は今21名になりました。株式会社南葛SC自体は社員が約30名になって、一気に規模が拡大してきました。
藤好 ゲームの開発チームにもサッカー経験者がいますし、南葛SCの試合を観に行かせていただいています。やはり、自分たちの会社のロゴが入ったユニフォームを選手やサポーターのみなさんが着ているのを見ると、気持ちが全然変わってきますね。チームの一員として支えているという実感が湧きます。自分たちでも、どうゲームから南葛SCを知ってもらうか、しっかり伝えないと、と考えるんです。世界中で多くのユーザーに遊んでもらっているので、海外にも教えたい。この先、南葛SCが将来的に世界的なチームになることを目指しているのなら、決して大袈裟な話ではないんです。関東1部リーグの今からでも、ゲームを通して知ってもらえるきっかけを作っていきたいと考えています。