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【セルジオ越後の天国と地獄】最下位を日程のせいにするのは甘えでしかない。監督の言いなりになるのも危険だよ

カテゴリ:Jリーグ

サッカーダイジェスト編集部

2015年08月21日

厳しい日程でも選手たちはJでタフにプレーした。

ハリルホジッチ監督と意見交換した村井チェアマンには、相手の要望をただ受け入れるだけでなく、しっかりと言い返していることを期待したい。写真:小倉直樹(サッカーダイジェスト写真部)

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 そもそも日程やコンディションを問題視するなら、欧州組は今後もう呼ばないほうがいいんじゃないかな。だって彼らは、試合の2日前にしか戻って来られない時があるし、気候も環境も変わるし、時差ボケも抱えているわけだから。それでも彼らはそれを克服し、日本代表のために戦ってきた。同じことを、国内組ができないはずはない。
 
 それに、中国戦の3日後に行なわれたJリーグの試合には、東アジアカップで3試合フル出場した槙野、遠藤、森重の3人がここでもフル出場して、それぞれチームの勝利に貢献したよね。この日程でも彼らはタフにプレーしたわけで、やっぱり安易に日程のせいにしてはいけないんだ。
 
 20日にはハリルホジッチ監督とJリーグの村井チェアマンが1時間半にわたって意見交換したそうだね。
 
 ハリルホジッチ監督は自らの考えを主張したんだと思うけど、日本には日本のやり方がある。村井チェアマンには頷くだけでなく、「優勝した韓国にもJリーガーはたくさんいましたよ」とか、「厳しい日程の中でも結果を出しているチームは世界にたくさんいますよ」とか、「最下位に終わったのは日程だけのせいではないですよね」と、しっかり言い返していることを期待したい。
 
 監督の言うことはなんでも正しいとばかりに言いなりになってしまうのは、危険だと僕は思う。
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