現状では先発が保証されているFWは不在。
ポイント2)
ポジション争いのライバルは?
ジェイミー・ヴァーディー
2トップの一角として、昨季後半戦からレギュラーに定着。活躍が評価され、イングランド代表として今年5月の親善試合(アイルランド戦)で初キャップを記録した。豊富な運動量と高い仕掛けの意識、アグレッシブなプレーがストロングポイントで、CFのほかに左右両サイドをこなすユーティリティ性を兼備している。その姿は岡崎と重なるところがあり、シーズンを通して日本代表FWのライバルになりそうだ。
周囲との連係も良く、特に前線のターゲットマンとして機能するウジョアとのコンビプレーはチームの武器でもある。実際、後半戦から猛チャージをかけた昨季は、ヴァーディーが前線を積極果敢に動き回ることでチャンスを作り出した。
プレシーズンでもFW陣のなかで最も仕上がりが良く、キレ味鋭い動きでチャンスメークに貢献。ただ、レスターで縦に速いサッカーを志向しているラニエリは、将来的にヴァーディーと岡崎の2トップで2人を共存させるかもしれない。
ポジション争いのライバルは?
ジェイミー・ヴァーディー
2トップの一角として、昨季後半戦からレギュラーに定着。活躍が評価され、イングランド代表として今年5月の親善試合(アイルランド戦)で初キャップを記録した。豊富な運動量と高い仕掛けの意識、アグレッシブなプレーがストロングポイントで、CFのほかに左右両サイドをこなすユーティリティ性を兼備している。その姿は岡崎と重なるところがあり、シーズンを通して日本代表FWのライバルになりそうだ。
周囲との連係も良く、特に前線のターゲットマンとして機能するウジョアとのコンビプレーはチームの武器でもある。実際、後半戦から猛チャージをかけた昨季は、ヴァーディーが前線を積極果敢に動き回ることでチャンスを作り出した。
プレシーズンでもFW陣のなかで最も仕上がりが良く、キレ味鋭い動きでチャンスメークに貢献。ただ、レスターで縦に速いサッカーを志向しているラニエリは、将来的にヴァーディーと岡崎の2トップで2人を共存させるかもしれない。
ポイント3)
開幕スタメンの確率は?
50%
CFでスタメンの可能性があるのは、ヴァーディー、ウジョア、岡崎、クラマリッチの4人。「先発を保証されている選手はいない」と岡崎が語るようにCFのレギュラー争いは横一線で、誰が開幕スタメンの座を射止めても不思議ではない。
岡崎にとって不安なのは連係面だ。最終ラインの背後に飛び出しても、味方から効果的な縦パスが出てこないシーンは、プレシーズンを通して何度も見られた。
加えて、先月13日に就任したばかりのラニエリは戦力の見極めに追われ、テストしたフォーメーションも3-4-1-2、3-4-3,中盤菱型の4-4-2とさまざま。指揮官の試行錯誤が続いたように、岡崎の起用ポジションもひとつに定まらず、結果として周囲との連係を見極めるところまでいかなかった。
岡崎は周囲に活かされるタイプだけに、ベストパフォーマンスを引き出す土台はまだ整っていないと言えるだろう。その一方で、イタリア人指揮官は岡崎の得点力やゴール嗅覚を高く評価している。先発から外れたとしても、試合の流れを変える「ジョーカー」として途中交代で投入されるシナリオは十分に考えられる。
開幕スタメンの確率は?
50%
CFでスタメンの可能性があるのは、ヴァーディー、ウジョア、岡崎、クラマリッチの4人。「先発を保証されている選手はいない」と岡崎が語るようにCFのレギュラー争いは横一線で、誰が開幕スタメンの座を射止めても不思議ではない。
岡崎にとって不安なのは連係面だ。最終ラインの背後に飛び出しても、味方から効果的な縦パスが出てこないシーンは、プレシーズンを通して何度も見られた。
加えて、先月13日に就任したばかりのラニエリは戦力の見極めに追われ、テストしたフォーメーションも3-4-1-2、3-4-3,中盤菱型の4-4-2とさまざま。指揮官の試行錯誤が続いたように、岡崎の起用ポジションもひとつに定まらず、結果として周囲との連係を見極めるところまでいかなかった。
岡崎は周囲に活かされるタイプだけに、ベストパフォーマンスを引き出す土台はまだ整っていないと言えるだろう。その一方で、イタリア人指揮官は岡崎の得点力やゴール嗅覚を高く評価している。先発から外れたとしても、試合の流れを変える「ジョーカー」として途中交代で投入されるシナリオは十分に考えられる。