ウンティティはなぜ出場機会がなくても残留するのか?
出場機会に恵まれなくても、残留意思を曲げないのは彼なりの理由がある。バルサの選手として果たすべき義務は、試合に出ることではなく、いつ起用されてもいいようにコンディションを維持することにあると考えているからだ。実際、シャビ監督は、「不満は全くない。サミュエルはとても前向きに練習に取り組んでくれている」と評価している。
「俺は夢を実現させられてくれるクラブにいる。契約はまだ残っている。蹴りを入れられない限りは、出て行く考えはない」
「俺は夢を実現させられてくれるクラブにいる。契約はまだ残っている。蹴りを入れられない限りは、出て行く考えはない」
前回契約を更改する前、移籍報道が飛び交う中、ウンティティはこう残留への強い意思を示していた。その際、給与額がチーム内で2番手グループにランクされるよう待遇改善を求めていたが、バルサはその希望に応え契約を延長。当時のジョセップ・マリア・バルトメウ会長は、「移籍してもらいたくないからね。だから決断した」と語っていた。
それから3年半余りが経過し、自身を取り巻く環境は大きく変わった。しかし今の左膝の状態では多くは望めないといと考えるクラブが移籍先探しに奔走することになっても、「バルサから移籍しない」というウンティティの姿勢は終始一貫している(バルセロナは1月17日、ウンティティが右足の第五中足骨を骨折したと発表した)。
文●ジョルディ・キシャーノ(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
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それから3年半余りが経過し、自身を取り巻く環境は大きく変わった。しかし今の左膝の状態では多くは望めないといと考えるクラブが移籍先探しに奔走することになっても、「バルサから移籍しない」というウンティティの姿勢は終始一貫している(バルセロナは1月17日、ウンティティが右足の第五中足骨を骨折したと発表した)。
文●ジョルディ・キシャーノ(エル・パイス紙バルセロナ番)
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