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【J1採点&寸評】FC東京4-0清水|MOMは攻守両面で魅せた森重!長期出場停止明けのレアンドロのプレーは…

カテゴリ:Jリーグ

後藤勝

2021年11月04日

FC東京──存在そのものが戦術のアダイウトンに高得点

肘打ちによる長期の出場停止が明け復帰を果たしたレアンドロ。技術の高さは健在だった。写真:徳原隆元

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FW
15 アダイウトン 7

自ら奪い、安部に預けたボールを再び運んで左足のシュート。まさに“戦術アダイウトン”と呼ぶべき圧巻の先制ゴールで試合の主導権を握った。フル出場を果たし、前線の核であり続けた。

8 髙萩洋次郎 6.5(66分OUT)
継続して出場していることもあるのか、好調を持続している印象。他の選手をサポートするべく黒子役に徹し、チームの機能をスムーズにしていた。3点目のアシストで得点に絡む仕事。

11 永井謙佑 6(HT OUT)
前半で3点をリードしたことを考慮してか、45分間でお役御免。試合開始直後、ウラに抜けるディエゴ・オリヴェイラに出したスルーパスは巧さを実感させるものだった。
 
交代出場
MF
23 渡邊凌磨 6(HT IN)

永井に代わって後半開始から登場。ディエゴ・オリヴェイラ同様、中村拓との関係性を活かす右サイドハーフとして攻守に機能した。シュート1本をマーク。

DF
4 渡辺 剛 6(58分IN)

ジョアン・オマリが傷んで退くアクシデントによって急遽途中出場。守りに徹し、森重のダメ押し点が入るまでの時間帯を耐えしのいだ。


MF
10 東 慶悟 6(66分IN)

レアンドロと同時に途中出場。左サイドハーフとして攻守のクオリティを保つ一助となった。

FW 
20 レアンドロ 6(66分IN)

肘打ちで長期間出場停止となって以後、初の公式戦出場。ラフプレーをしそうな気配は微塵も感じさせず、ただ技術のみを示した。直接フリーキックの精度はやはり他に類を見ないもの。今後もこの姿勢を保ちたい。

MF
7 三田啓貴 ─(83分IN)

疲弊した中盤の強度を維持して劣勢になることを防ぎながら、ボールの収まりどころとして支配力の維持にも努めた。87分には右CKのキッカーを務め森重のゴールをアシストした。

監督
長谷川健太 7

シーズン終盤に来て日立台の柏戦、ルヴァンカップの湘南戦、長友初出場の横浜FC戦、ルヴァンカップの名古屋戦に並ぶベストのゲームを演出した。レアンドロを含め様々な問題を抱えてきた今シーズンだが、歯車が噛み合えばこれだけの試合が出来ると証明し、そうなるよう整えた指揮官に高得点。

取材・文●後藤 勝(フリーライター)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 
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