[J１リーグ33節]FC東京４-０清水／11月３日／味の素スタジアム

【チーム採点・寸評】
FC東京　7
立ち上がりから積極的に攻め込み全4得点、守っては中央を固め身を投げ出して無失点。J１残留に必死の清水は容易な相手ではないが、相手が修正可能な最初のポイントである前半飲水タイムまでに３点を一気に奪ったことが勝利を手繰り寄せた。ショートカウンターの先制点、セットプレーの3得点に練度の高さが表われていた。

【動画】序盤に圧巻の３発！ FC東京vs清水戦ハイライト

【FC東京｜採点・寸評】
GK
１　波多野豪　6
前節は脳震盪で出場を回避したが先発に復帰。守備が好調で危ないシーンが少なかったこともあるが、GKが目立たない試合だった。ビルドアップの一手目となるスローイングは危なげなく出来ていた。

DF
22　中村拓海　6.5
長谷川健太監督は最後のほうで軽いプレーがあったと指摘したが、全体的には安定感が漂う落ち着いたプレーぶり。キッカーを務める姿も板についてきた。ディエゴ・オリヴェイラとの連係もよく、右サイドにはボールを失わない自信が満ちている。

MAN OF THE MATCH
３　森重真人　7
4得点に目を奪われるがとにかく堅い守備が素晴らしかった試合。セットプレーでも流れのなかでも集中は途切れず、清水の前線を寄せ付けなかった。セットプレー時のターゲットマンとして結果が欲しいところ、ダメ押しの4点目で報われた。

32　ジョアン・オマリ　6（58分OUT）
右の森重に対して左のジョアン・オマリといった体でフィードを蹴り分けられる関係性の良さを継続しているが、左の腿裏を抑えて座り込むアクシデントで後半13分に途中交代。次節の出場は厳しいか。

50　長友佑都　6.5
ジョアン・オマリ、安部、アダイウトンとのスムーズな連係を保ちながら反対サイドの中村拓とともにサイドバックからの攻撃を仕掛けていた。
 

MF
９　ディエゴ・オリヴェイラ　6.5（66分OUT）
セットプレーの場面でヘディングシュートを披露し、勝利を決定づける3点目を奪う活躍。右の大外に貼るのではなくハーフスペースに入ってくる動きが効いていた。中村拓との連係も良好。

21　青木拓矢　6（83分OUT）
ジョアン・オマリが傷んで交代するまでの時間、最終ラインに入るなど守備的な仕事が目立った。ボールを動かす仕事は相方の安部に任せた印象。

31　安部柊斗　6.5
アダイウトンの先制点の場面でワンツーパスのリターン役となったようによく周囲と連動してボールを経由させた。周囲が気持ちよくプレー出来るよう回している。

【Ｊ１第34節PHOTO】ＦＣ東京 ４-０ 清水｜ブラジル人トリオが躍動。最後は森重がヘッドで加点しＦＣ東京がゴールラッシュで勝利

【サポーター PHOTO】ＦＣ東京の万雷の拍手。清水の迫力あるサンバの調べ。両サポーターがスタジアムを盛り上げる