「バルサの監督として従事する時間の60%は、フロントやメディアとの“バトル”」(クライフ)
このようなデリケートな状況下で、シャビが監督に就任しようとしている。ラポルタの使命はチームのプレーモデルを改善することだけにとどまらない。ロッカールームを引き締め直し、メッシが退団した後の次世代のリーダー育成にも着手しなければならない。
クライフはかつて、バルサの監督として従事する時間の60%は、フロントやメディアとの“バトル”に割かなければならないと語っていた。監督の本分であるはずの「プレーを満喫する」時間は残り40%に過ぎなかったわけだ。
クライフはかつて、バルサの監督として従事する時間の60%は、フロントやメディアとの“バトル”に割かなければならないと語っていた。監督の本分であるはずの「プレーを満喫する」時間は残り40%に過ぎなかったわけだ。
10月27日でバルトロメウが辞任してから早1年が経った。こうしてただ時間を無駄に浪費した結果、クラブとしての権威も信頼性も下落。バルサスタイルの“輸出”に歯止めがかからず、自らのフットボールの質を劣化させた。
ラポルタはいかにこの「失われた時代」に終止符を打つか。その意味でシャビは格好の特効薬になりうる。即興的に行動することも決断を先送りすることももうご法度だ。シャビの到来を仕切り直しとしなければならない。
文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
翻訳●下村正幸
※『サッカーダイジェストWEB』では日本独占契約に基づいて『エル・パイス』紙のコラム・記事・インタビューを翻訳配信しています。
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ラポルタはいかにこの「失われた時代」に終止符を打つか。その意味でシャビは格好の特効薬になりうる。即興的に行動することも決断を先送りすることももうご法度だ。シャビの到来を仕切り直しとしなければならない。
文●ラモン・ベサ(エル・パイス紙バルセロナ番)
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