メッシの獲得はパリSGに何をもたらすのか? 悲願のCL制覇は叶うのか? 仏誌編集長に訊く――。【現地発】

カテゴリ:メガクラブ

レミー・ラコンブ(フランス・フットボール誌編集長)

2021年09月13日

ネイマールはメッシの隣で輝きを取り戻せるか

(左から)エムバぺ、メッシ、ネイマール。豪華3トップにかかる期待は大きい。(C)Getty Images

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 リオネル・メッシが到着するや、パリ・サンジェルマンは間髪を入れず最初の利益を引き出した。Tik Tok上で12億8000万ものビューを記録し、バルセロナの王冠を転げ落としたばかりか、あらゆるスポーツをひっくるめても「世界一見られたクラブ」にのし上がったのである。

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 種々のソーシャルネット上でもパリSGは何百万人ものフォロワーを追加で獲得、すでに新たなスポンサー群が押し寄せ、契約金額も上方修正するという、嬉しい方向で仕事を開始しているところだ。
 
 財政面で言えば、メッシの存在は、「地球上で10指に入るスポーツ・ブランドになる」というパリSGの野心を、かなりソリッドなものにしてくれるだろう。
 
 なにしろほんの数日でアルゼンチン代表FWは、ネイマール、ズラタン・イブラヒモビッチ、デイビッド・ベッカム、ジャンルイジ・ブッフォンらを大きく超えるインパクトを与えてしまい、特にサポーターの間には比較の余地もないほど巨大な衝撃を与えたからである。

 では純粋スポーツ面ではどうか。
 
 パリSGはスポーツ的視野でも、ネイマールが失敗した部分でメッシが成功してくれることを期待している。悲願のチャンピオンズリーグ(CL)制覇という要の部分である。
 
 というのもフランスでは、みながあることを理解してしまったからだ。このブラジル人にはチームメイトを頂上まで引っ張り上げられるようなリーダーの素質はない、ということを――。
 
 あまりにも怪我し、あまりにも出場停止になり、あまりにも個人主義的で、あまりにも挑発屋で、あまりにも人を苛立たせるネイマールは、ほんの時おり輝きを放つとはいえ、4年前からずっと人々を失望させてきた。
 
 一部の人々はそれでも、メッシの隣でプレーすれば、ネイマールもバルサ時代のパフォーマンスを取り戻すのではないか、と期待している。だが、気分次第の不健康な生活態度をみると、本当にそれができるのかどうか、疑念を抱く。
 
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