「自分が後半から出たほうが相手は怖いでしょ」
日本代表の伊東純也や佐々木翔、広島の柏好文や名古屋の稲垣祥など、甲府で育った出世頭は多い。たぶん次の“甲府産ブレイク候補”は、町田の太田修介になるのではないだろうか。
「自分に期待している」
太田はインタビューでそう繰り返した。その言葉どおり、自信を漲らせている。「精神的に楽になった」と回顧する14節・新潟戦の今季初ゴールを皮切りに得点数を「5」まで積み重ね、「コンディションはずっと良い状態をキープできている」と、まずはここまでの活躍を振り返った。
「今は相手の最終ラインをブレイクしていく自分の長所を発揮できていると思っています。1対1で仕掛けていくシーンでも、自らのストロングポイントを見せることができている。
水戸戦(22節)のゴールは特に良かったですね。カウンターで相手の背後に抜け、自らの強みを生かせていたので。(ランコ・)ポポヴィッチ監督から求められている『最短距離でゴールに迫る』部分も体現できました」
「自分に期待している」
太田はインタビューでそう繰り返した。その言葉どおり、自信を漲らせている。「精神的に楽になった」と回顧する14節・新潟戦の今季初ゴールを皮切りに得点数を「5」まで積み重ね、「コンディションはずっと良い状態をキープできている」と、まずはここまでの活躍を振り返った。
「今は相手の最終ラインをブレイクしていく自分の長所を発揮できていると思っています。1対1で仕掛けていくシーンでも、自らのストロングポイントを見せることができている。
水戸戦(22節)のゴールは特に良かったですね。カウンターで相手の背後に抜け、自らの強みを生かせていたので。(ランコ・)ポポヴィッチ監督から求められている『最短距離でゴールに迫る』部分も体現できました」
もっとも、自身の好調ぶりとは裏腹に、スタメンで出場したのはわずか9試合で、19節の群馬戦を最後に先発がない。何の気なしに「そろそろスタメン出場したいですね」と投げかけてみると、すごく感心させられる返答がきた。
「5ゴールだけでなく、3アシストもしているからこそ、もちろんスタメンで出たい気持ちは強いです。その想いがなくなることはないですが、あんまりネガティブな感情を抱いても物事は上手く進まないとも思っているんですよね。
一見すると個人的な数字は悪くないですが、監督にもゲームマネジメントがあるわけで、今は、僕は途中出場がチームにとって一番良いということだと思っているので、自分のなかでは気持ちの整理ができています。そういった折り合いをつけられているから、ゴールやアシストにもつながっているのかなと。
それに序盤戦、先発のチャンスをもらったのに、消えてしまったゲームがありました。僕にはまだ課題があります。スタートから試合終了までの90分間、攻守両面で自らの長所を出し切れる選手にならないといけません。
課題も理解しつつ、整理はできているので、今は『自分が後半から出たほうが相手は怖いでしょ』って自分に期待していますよ」
「5ゴールだけでなく、3アシストもしているからこそ、もちろんスタメンで出たい気持ちは強いです。その想いがなくなることはないですが、あんまりネガティブな感情を抱いても物事は上手く進まないとも思っているんですよね。
一見すると個人的な数字は悪くないですが、監督にもゲームマネジメントがあるわけで、今は、僕は途中出場がチームにとって一番良いということだと思っているので、自分のなかでは気持ちの整理ができています。そういった折り合いをつけられているから、ゴールやアシストにもつながっているのかなと。
それに序盤戦、先発のチャンスをもらったのに、消えてしまったゲームがありました。僕にはまだ課題があります。スタートから試合終了までの90分間、攻守両面で自らの長所を出し切れる選手にならないといけません。
課題も理解しつつ、整理はできているので、今は『自分が後半から出たほうが相手は怖いでしょ』って自分に期待していますよ」