チャンピオンズ・リーグ決勝が６月６日、ベルリンのオリンピア・シュタディオンで行なわれ、バルセロナが３-１でユベントスを下し、４年ぶり５度目の欧州制覇を果たし、2008-09シーズン以来、６年ぶり２度目の３冠を達成した。２度の３冠達成は、前人未到の快挙だ。

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　試合は、開始４分にいきなり動いた。
 
　ジョルディのパスからエリア内でネイマール→イニエスタとつなぎ、イニエスタのラストパスに合わせたラキティッチがブッフォンの牙城を破り、バルサに先制をもたらす。
 
　ペースをつかむ前に先制パンチを食らったユーベだが、時間とともに落ち着きを取り戻し、チャンスを作る。長い距離を持ち上がったモラタのパスからビダルが惜しいシュートを放ち、こぼれ球を叩いたマルキージオの強烈なミドルがバルサのゴールを脅かした。
 
　ハーフタイムを挟んで55分、ユーベが同点に追いつく。
 
　リヒトシュタイナーの折り返しを、テベスが反転しながらシュート。GKテア・シュテーゲンがセーブしたリバウンドをモラタが流し込んだ。
 
　その後、しばらくユーベの時間帯が続いたが、68分、バルサが勝ち越す。決めたのはスアレスだ。
 
　メッシがドリブルからシュート。GKブッフォンが弾いたこぼれ球をスアレスが詰めた。
 
　１点リードを奪ったバルサは、78分、イニエスタに代えてこの試合を最後に退団するシャビを送り出す。
 
　追いかけるユーベは、79分にペレイラ、85分にジョレンテを投入してゴールをこじ開けにかかる。
 
　しかし、終了間際にトドメの３点目を奪ったのはバルサ。ネイマールがユーベに引導を渡すゴールを突き刺し、直後、勝利を告げるホイッスルが鳴り響いた。

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