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J複数クラブが注目する流経大柏のエースが待望の爆発! プレミア再開初戦で2G1Aの背景にあった原点回帰

カテゴリ:高校・ユース・その他

安藤隆人

2021年07月02日

プレミア3節以降はゴールから遠ざかる。総体予選は「迷いを切り捨てた」

横浜FCユース戦で2得点・1アシストを決めた川畑。Jクラブも注目する逸材だ。写真:安藤隆人

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 流経大柏のエースがついに吠えた。

 6月27日のプレミアリーグEAST8節の横浜FCユース戦。FW川畑優翔は30分に味方が得たPKをじっくり間合いを置いてから冷静に決めると、2-1のリードで迎えた73分にDF大川佳風が一発レッドで退場した直後の79分に追加点をダイレクトボレーで突き刺し、さらに90分には4点目をアシスト。2ゴール・1アシストとチームを勝利に導く大活躍を見せた。

「原点回帰のつもりでこの試合に臨みました」

 川畑はこの試合まで、思うような結果が残せずに苦しんでいた。プレミア開幕戦から2試合連続でゴールを叩き出して滑り出しは快調だった。しかし、3節の清水エスパルスユース戦以降、ゴールはストップ。6節の青森山田戦では左サイドハーフとしてプレーしてチャンスを作り、7節のライバル・市立船橋戦ではFW起用に戻るも不発に終わり、これでプレミア4試合連続ノーゴール。

「点が入らなくなった時に、自分のプレースタイルを見直して、よりペナルティエリア内での仕事に徹しようとしていたら、余計に空回りしていた。でも市船戦後に榎本(雅大)監督から『自分のスタイルを自分のやりたいプレーで十分に通用するからそれをやりなさい』と言われてちょっと肩の荷が降りたのが分かりました」
 
 川畑の持ち味はただゴールを決めることだけではない。動きながらボールを多く触ってリズムを生み出し、裏抜けや突破力だけでなく、ワンタッチで周りに叩いたり、中盤まで落ちてゲームメイクにも関わる。それでいて前への意識は失わず、ボールを展開した後にゴール前までスプリントを繰り返すことができる。カットインからのシュートやスルーパスも持っている万能型だからこそ、榎本監督もサイドに彼を起用することが増えた。

「すぐにインターハイ予選の連戦があったので、自分の迷いは一度切り捨てて、予選はチームの勝利のことだけ考えて、終わったらプレミア再開に向けてもう一度初心に帰ってプレーしようと思いました」
 
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