【EURO出場国紹介|フィンランド】初出場ながら、自慢の守備陣が大崩れしなければ16強も

カテゴリ:国際大会

ワールドサッカーダイジェスト編集部

2021年06月08日

キャプテンは「守備がチームのDNA」

初出場のフィンランドは決勝トーナメントに勝ち上がれるか。(C)Getty Images

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フィンランド(初出場)
・FIFAランク:54位
・EURO最高成績:― 
・前回大会:予選敗退
・予選成績:6勝0分け4敗/16得点・4失点(グループJ 2位)

●マッチスケジュール(グループB)
6月12日:デンマーク(コペンハーゲン)
6月16日:ロシア(サンクトペテルブルク)
6月21日:ベルギー(サンクトペテルブルク)

―――◆―――◆―――

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 ウインタースポーツで有名な小国が、史上初めてメジャートーナメントへの出場を決めた。

 主将のティム・スパルブ(AEL)が「守備がチームのDNAだ」と語るように、ディフェンス力が生命線で、マルック・カネルバ監督は選手と対話を重ね、元来備わっていた規律とハードワークに勝者のメンタリティーを植え付けた。

 システムは、予選では主に4-4-2が採用されたが、その後5―3-2を導入。本大会では状況によって使い分けることも可能だ。

 ビッグネームこそいないものの、ブンデスリーガで活躍する守護神ルーカス・フラデツキー(レバークーゼン)、後方から効果的なパスを配給するイェレ・ウロネン(ヘンク)、攻守の要グレン・カマラ(レンジャーズ)など、要所にタレントを揃える。

そして、英雄ヤリ・リトマネンが持つ代表の最多得点記録(32ゴール)まであと2ゴールに迫っているテーム・プッキ(ノーリッジ)は、どの対戦相手にとっても脅威になるはずだ。

 目標はまず1勝を挙げることだが、自慢の守備が大崩れしなければ16強進出も十分可能だ。

文●鈴木肇

※「ワールドサッカーダイジェスト責任編集 EURO2020展望&ガイド」から転載・加筆。

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