重鎮が去った守備陣はタレント不足が否めない
ロシア(5大会連続12回目の出場)
・FIFAランク:38位
・EURO最高成績:優勝(1960年)※ソ連時代
・前回大会:グループステージ敗退
・予選成績:8勝0分け2敗/33得点・8失点(グループI 2位)
●マッチスケジュール(グループB)
6月12日:ベルギー(サンクトペテルブルク)
6月16日:フィンランド(サンクトペテルブルク)
6月21日:デンマーク(コペンハーゲン)
―――◆―――◆―――
・FIFAランク:38位
・EURO最高成績:優勝(1960年)※ソ連時代
・前回大会:グループステージ敗退
・予選成績:8勝0分け2敗/33得点・8失点(グループI 2位)
●マッチスケジュール(グループB)
6月12日:ベルギー(サンクトペテルブルク)
6月16日:フィンランド(サンクトペテルブルク)
6月21日:デンマーク(コペンハーゲン)
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EURO2012以降のビッグトーナメント(EUROとワールドカップ)すべてに出場し、3年前の自国開催のW杯ではスペインを破って8強入りするなど、チームの経験値は極めて高い。
同大会で躍進に導いたスタニスラフ・チェルチェソフ監督は、4-2-3-1の布陣をメインに、対戦相手次第で5バック気味の3-4-3を併用するなど、柔軟な戦い方を見せる。
戦術上のキーマンは、最前線で攻撃の基準点となるCFのアルテム・ジューバ(ゼニト)。キャプテンを務めるベテランストライカーは、確かなポストワークで味方が押し上げる時間を作るだけでなく、優れた決定力でゴールを量産する。
一方で、イゴール・アキンフェエフやセルゲイ・イグナシェビッチといった重鎮が去った守備陣は、タレント不足が否めず、やや心許ない印象だ。
「ベスト8入りしたW杯以上の成績を目指す」と、指揮官が掲げる目標は極めて高い。さすがに4強入りは厳しいと言わざるを得ないが、グループステージを突破する力は十分にある。
文●ドミトリー・ロゴビツキ
翻訳●井川洋一
※「ワールドサッカーダイジェスト責任編集 EURO2020展望&ガイド」から転載・加筆。
【動画】ピルロ、トッティ、元祖も登場!EUROで決まった超絶“パネンカ集”
同大会で躍進に導いたスタニスラフ・チェルチェソフ監督は、4-2-3-1の布陣をメインに、対戦相手次第で5バック気味の3-4-3を併用するなど、柔軟な戦い方を見せる。
戦術上のキーマンは、最前線で攻撃の基準点となるCFのアルテム・ジューバ(ゼニト)。キャプテンを務めるベテランストライカーは、確かなポストワークで味方が押し上げる時間を作るだけでなく、優れた決定力でゴールを量産する。
一方で、イゴール・アキンフェエフやセルゲイ・イグナシェビッチといった重鎮が去った守備陣は、タレント不足が否めず、やや心許ない印象だ。
「ベスト8入りしたW杯以上の成績を目指す」と、指揮官が掲げる目標は極めて高い。さすがに4強入りは厳しいと言わざるを得ないが、グループステージを突破する力は十分にある。
文●ドミトリー・ロゴビツキ
翻訳●井川洋一
※「ワールドサッカーダイジェスト責任編集 EURO2020展望&ガイド」から転載・加筆。
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