「なぜ川崎出身の選手が多いか? 板倉や三笘は…」MF三好康児が語る東京五輪代表の“現在地”と大会への想い【インタビュー/後編】

カテゴリ:海外日本人

江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

2021年05月24日

「アルゼンチンとやった感覚は、タケが言っているように…」

東京五輪での活躍が期待される三好。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

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 7月に開幕予定の東京オリンピックでの活躍が期待されるのが、アントワープでプレーする三好康児だ。サッカーダイジェストWebは、2年目のベルギーで奮闘する24歳のアタッカーに独占インタビューを実施。その後編では、東京五輪への想いや、川崎フロンターレ時代のチームメイトについて、語ってくれた。

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「自分で突破できると思っても…」五輪世代・三好康児が明かすベルギーと日本の“違い”【インタビュー/前編】

――クラブでなかなか試合に出られないなか迎えたのが、3月に行なわれたU-24日本代表のU-24アルゼンチン戦でした。前半からエンジン全開という印象を持ちましたが、相当気合いも入っていた?

「チームで出ているいないは関係なく、代表選手としてプレーする時は常に高い意識を持っています。ただ、こっちであまりプレーしてないのに呼んでもらえたので、それだけ期待など色々なものを背負ってプレーしなきゃいけないとは思っていました。スタートから全力でやるというのは、どんな試合でも意識しているんですが、もっと冷静にプレーする部分も必要だったと思いますし、反省もしています」

【動画】見事な反転から冷静なフィニッシュ!現地メディアも絶賛した三好の左足弾(1分23秒~)
――そのアルゼンチン戦の手応えは?

「アルゼンチンは日本に来てすぐ試合で、時差などの問題があったと思います。僕らもヨーロッパ組が数人いて、コロナ対策で国内組の選手とコミュニケーションをとれない状況で、お互いに難しい部分はあった。その中でも良い戦いはできたと思います。

 もちろん、自分のプレーも含めてまだまだ足りない部分を改めて感じましたけど。こういった状況の中で、まずはプレーさせてもらえたことに感謝しなければいけないですし、五輪に向けても、良い実戦の場になったのかなと思っています」

――0-1で敗れた初戦の後、久保(建英)選手は、「次は勝てる」と話し、言葉通り北九州では3-0で勝利しました。

「初戦は、結果を見れば、0-1ですし、攻撃陣として点を取れなかったのは、反省しないといけない。ですが、やっている感覚としては、タケが言っているように、自信の持てる試合になったと自分も思います。初戦で自信を持った事が、2試合目の良い結果に繋がった」
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