金田喜稔が韓国戦を斬る!「待って待って、ワンフェイク入れてシュート。鎌田はもう少し見たかった」

カテゴリ:連載・コラム

サッカーダイジェストWeb編集部

2021年03月26日

「たくさんの人の努力に感謝しなければならない」

コロナ禍での日韓戦。様々な人たちの尽力があり、伝統の一戦は開催された。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 約1年ぶりとなる国内での代表戦。しかも日韓戦という舞台で、選手たちは日の丸を背負ってピッチに立つ嬉しさや喜び、責任を感じていたはずだ。

 ただ、僕はいつもの日韓戦とは違う想いで試合を見ていた。このコロナ禍で、国際マッチを開催するのは決して簡単なことではない。それがこうして実現できたのは、いろんな人が“汗”をかいてくれたからだと思う。

 日本と韓国、両国の選手やスタッフ、協会はもちろん、政府関係者などの尽力もあったと思う。それぞれの立場の人が、それぞれの役割を背負って、今回の試合が行なわれた。選手の移動や衛生管理、制限された観客など、そこに携わる人たちの配慮があって、選手たちはピッチの上で自分たちのサッカーを表現できた。

 今回の日韓戦は、それがすべてだと思う。もちろん、日本も韓国も“ライバルには勝たなければならない”という部分はあっただろうけど、今回はそういうものを超えているよ。たくさんの人の努力に感謝しなければならない。感謝の一戦だよ。

 こんな状況下で試合をやるのはどうなのか。そういう意見や報道もあった。一方で、この試合を純粋に楽しみにして、観ることができてよかったと、そう思っている両国のサポーターはきっと多かったはずだ。

 それに、スポーツ界にとっても、意義のあることだったと思う。オリンピック開催を控える日本で、コロナ禍でも国際ゲームを無事に開催できた。世界に向けて良いアピールになったんじゃないかな。
 
 試合に関しては、選手たちは必死になって戦い、特に攻から守への切り替えが早くて、誰もサボっていなかった。守備ではCBの吉田と冨安の安定感は相変わらずで、その前には遠藤と守田のスペシャルなボランチがいる。基本的には中央を固めて、サイドに逃がせばスライドして対応。それで時間を稼いでいるあいだに、両サイドの南野や(伊東)純也が戻ってきて相手をサンドする。それでボールを奪うシーンが前半は多かった。

 全体のディフェンスはよく機能していたし、ほとんど相手にチャンスらしいチャンスを作らせなかった。それぐらい守備は機能していたと思う。
 

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